温かくない床暖房・・・ 床暖房の使い心地?

こんばんは。さすけです\(^o^)/

一条工務店で家を建てられた方の多くが気にされている床暖房、床暖房が決めてで一条工務店を選んだ!なんていう方も多いと思います。かく言う私も床暖房は一条工務店に決める大きな要素の一つでした。

一条工務店と契約をする以前、気になったことの一つとして「床暖房の使い心地ってどうなんだろう?」というものがありました。

床暖房についてネットで調べてみると

足下ぽかぽか!

というのが、多くの感想でした。また、知り合いでリビングに床暖房を入れた人の話などを聞いても、「寝そべっていて床が温かいのは良いよ~」などと言われました。

寒がりの私としては、

お~それは良いね!

と思って、全館床暖房の一条工務店に決めたわけですが・・・

この冬を一条工務店i-smartで過ごして分かったことは

一条工務店の床暖房は
足下ぽかぽか」しません(>_<)

え”!!もしかして・・・

どこかの掲示板に書かれているように、一条工務店の床暖房はフィリピン製の粗悪品で、展示場が暖かいのは営業マンが朝早くにエアコン暖房をフル稼働させて温めているだけで、電気代も高いのに部屋は温かくならなくて、しかもアフターメンテナンスも悪くて、床も安物で、営業さんや監督さんの質も悪くて。。。。あと何でしたっけ?って言うくらい悪いものなの??

と思われるかも知れません。。。もうね。ここまで読んだ一条工務店関係者の方は、また、さすけが何やら不穏なことを書くのじゃないかとハラハラかもしれません^^;が!

違います^^
一条工務店i-smartに引っ越して4ヶ月
その感想は!ちょ~快適です。
でも、ぽかぽかしないのです!
なんで?

本日は、冬の3ヶ月を過ごしてみての感想を超主観的に書いてみたいと思います\(^o^)/

なんでこんな書き始め方をしたかというと、本日の記事はべた褒め過ぎて、一条工務店から「しこたまお金をもらっている」どころか、一円の割引さえしてもらえなくて悔しいので、ちょっと意地悪な書き始め方をしてみただけです^^

契約をする前、展示場に通っていたころ「床暖房の使い心地」や「一条工務店の家の住み心地」というものにすごく関心がありました。本当に一条工務店にまかせて大丈夫か?営業トークに騙されているんじゃないか?実際に住んで見たら寒かったりしたら最悪だ!などと考えて、色々なブログを拝見させていただいて、少し安心した思い出があります。

なので、私も床暖房の感想について書いてみたいと思います。本日はちょ~主観的な視点+少しだけ客観的な視点で考えてみたいと思います^^

床暖房の使い心地

これは、本当に住んでみるまで予想していなかったことなのですが、一条工務店の家に設置された床暖房は「足下がぽかぽか」する温かさはありませんでした。

妻などは、床がぽかぽかしないので「床暖房が壊れているんじゃないか?」と言っていたくらいです^^;;が、そう言っている妻の服装は、半袖短パンでした。。。

工場見学で体験していたのですが、あの短時間ではあまり強い印象はありませんでした。しかし、冬の4ヶ月をi-smartで過ごして強く思ったのは、

家の中だけ季節が違う

という印象です。

なぜ、床暖房が暖かく感じられないのに、半袖短パンで過ごしているのか?なかなか表現が難しいのですが、「足下がぽかぽか」とかではなく、

家の中だけ春

なのです。

「ぽかぽかする」というのは周辺が寒いのに一部だけが暖かく感じる状態の表現だと思います。その点、一条工務店の床暖房は家の中すべてが「春」なので、「ぽかぽか」と表現することに違和感を覚えるのです。

何といえば伝わるかわからないのですが、i-smartの玄関ドアを開けると、あたかもドラえもんのどこでもドアで「季節の違う場所」に移動してしまったような感覚なのです。

なんかちょっとおおげさじゃない?と思われるかもしれませんが、私はそう感じます。

また、私の中では「冬」といえば「寒いからドアを閉めて!」という掛け声?を家族で掛け合うシーズンというイメージがあるのですが、i-smartに引っ越してからドアが開いていても全く気になりません。むしろ、リビングのスリットスライダーなどは開いているくらいの方が解放感があって好きなくらいです。

我が家はおそらく、多くの方よりも室温を高めに設定していると思います。こうしてブログを書いている今現在、半袖短パンですが、足下が冷たくなったりすることもありませんし、逆に足下がぽかぽかすることも無いのです。

ちょうど、半袖短パンで過ごすのにちょうど良い季候にタイムスリップ?してきたような感じなのです。

・ なぜぽかぽかしないのか?
以上は、私の主観的な感覚です。どうも、感想をうまく表現する文章力を持ち合わせていないので、うまく伝わったか不安です。

ということで、もうすこし客観的に考えてみたいと思います。

一条工務店の家で「季節が違う」という感覚を持てる理由は「輻射熱」の影響が大きいのだと思います。あ、「またややこしいこと言い出した!」と思わないでくださいね^^;;昨日の太陽光の輻射エネルギーの話はこの話題の伏線でもあったりするわけです^^

突然ですが、みなさん、この季節に車に乗る時って車のエアコンの温度を何度くらいに設定していますか?人によるとは思いますが、結構高めの温度に設定することが多いと思います。そのときの社内の温度の感覚ってどうでしょう?

車を走らせているうちに社内の温度は上がっていきます。温度は設定された温度まで上がっていきます。大抵は25~26度くらいでしょうか?でも、足下が寒かったり、ジャンパーを着ていないと方が冷えたりしませんか?で、さらに温度を上げても足下は寒いのに、顔だけぼ~っと暑くなってきたりしてあまり心地よい環境にはならないと思います。

なぜか?

車のボディーは金属でできています。そのため、「断熱性」は全くないのです。そのため、社内でエアコンを付けてもボディーは外気に冷やされてしまってなかなか暖まりません。

私達の「体感温度」というのは、身の回りの空気の温度だけではなく、湿度や風速に左右されます。そして、以外と知られていないこととして、私達の体感温度を決めるもう一つの大きな要素として「輻射」があります。

輻射というのは、身の回りにある地面や壁、天井などが放つ熱のことです。(ここで、昨日のステファン・ボルツマンの法則が出てくるわけですが^^本日はその話は置いておきます^^;)

車の中でエアコンを付けて、空気の温度を上げても車体は外気に晒されどんどんと冷えてしまうため、空気だけが暖まって、周辺にあるドアや窓は冷たいママなのです。そそして、そこから放たれる「輻射熱」がないため、暖かいのに寒く感じてしまうのです。

対して、一条工務店の家が快適な理由もここにあります。営業の方がしばしば「床暖房が家全体を温める」と説明すると思います。これが重要なのだと思います。

床暖房が家全体を温めることによって、家の中が「春」になります。

春になれば、床暖房のない家も、高気密高断熱でない家も、全ての家で家全体が「春の気温」になります。すなわち、身の回りの空気だけでなく、壁や天井も温度が上がり、そこから発せられる「輻射熱」によって、私達は「春の快適な気温」を感じることができます。

一条工務店の家の場合は、床暖房を通じて、家全体を温め、電力というある意味強引な力を使って家自体を「春の温度」にすることで、屋内の快適性を実現しているのだと思います。これによって、玄関を開けたらどこでもドアで移動してきたように、室内だけが春の温かさに感じるのだと思います^^

え~床暖房だけで家全体が暖まるとかうさんくさくない?

そう思われる方も多いと思います。私も思いました^^;;

ということで、我が家の四次元ポケットからおもちゃを取り出して、写真を撮影してみました\(^o^)/

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これ何の写真家おわかりになりますか^^

これ、実は床暖房を起動して1時間くらいたってから撮影した床のサーモグラフィー写真です\(^o^)/床暖房の配管がはっきりと分かりますね^^我ながらスゴイ!

これが数日運転した状態になるとどうなるかというと!

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こんな感じになります。なんだかぼやっとした写真で何の写真家分からないです。心霊写真じゃないですよ^^

これ、上の写真とほぼ同じ箇所を床暖房の運転を動かし続けている状態で撮影したサーモグラフィーの写真です。すでに温水がほとんど流れていないことが分かります。太い管?だけが少し見えますが、上の写真に比べると床面全体が暖まっているのが分かるかと思います^^

え~でも天井までは暖まらないんじゃないの?と思われるかと思います。

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これが天井のサーモグラフィー写真です。天井も床面とほぼ同じ温度になっていました\(^o^)/

このように家全体があたたまることで、「家の中だけ春」という状態になっているということがわかりました\(^o^)/

唯一、湿度だけははるの心地よい湿度にはならず、それを実現するためには加湿器のフル稼働が必要です^^;;

こんな感じで、理屈と共に、私の床暖房に対する感想は「家の中が春」になるくらい、もの凄く快適なものでした^^