こんばんは。さすけです。
電力会社の売電契約の状態はなかなか難しい問題です。。。
一条工務店がメガソーラー事業ではなく、PPS(新電力会社)として火力発電所でも買ってくれれば話がすむのでしょうが。。。なかなかそうは行かないのかも知れません。。。この話はまた追々書きたいと思います。
今日は、一条工務店のキッチンカウンターについてです。
私が契約した2011年はi-smart登場直後であったこともあって、現在ほどたくさんおオプションはありませんでした。。。
その後3年を経て、電動ハニカムシェードやレース型、遮光型のハニカムシェード、スマートバス、その他当時はなかった、たくさんのオプションが登場しています。
実際i-smartに2年間住んでみて、もし今から契約するなら、このオプションは絶対採用するな~と思うものがあります。
それは
御影石キッチンカウンター
です。
【追記2014/10/12】コメント等で一条工務店i-smartのキッチンカウンターは「人工大理石」と説明を受けた方や、「アクリル系ではなくポリ系である」と説明を受けたというご指摘をいただきました。またTwitterでも同様の指摘をいただきましたので、確認をさせていただきました。
結果的に、アクリル系人造大理石 、で間違いないようです^^
i-smartのカタログにも
セゾンのカタログにも
人造大理石という記述がありました。
で、この「高性能」というのがアクリル系を表しているようでした^^
多分なんですが、営業さん達も人造大理石と人工大理石、アクリル系とポリ系の違いを十分に把握していないのかな?と思います。ある意味一条工務店の日常風景です^^;
【追記ここまで】
人造大理石キッチンカウンター
一条工務店i-smartの標準キッチンカウンターは人造大理石のキッチンカウンターです。
上記は我が家のキッチンカウンターです。ワイドタイプになっています。
同じタイプとして茨城県牛久展示場のキッチンカウンターも人造大理石のものでした。
白くて綺麗ですよね!!
新しいうちは!!、、、、ね。
人工大理石と人造大理石
ちょっと話はそれますが、一条工務店i-smartの標準キッチンカウンターは人造大理石です。
ご存じの方も多いと思いますが、似た名前のものとして「人工大理石」と言うものもあります。
人造大理石と人工大理石はあまり区別されずに使われる場合も多いですが、一応、違いがあります。
人造大理石は「大理石の粉」など石の粉を樹脂で固めたものです。対する人工大理石はアクリル樹脂やポリエステル樹脂を使って「大理石のような風合いを出した人口素材」になっており、大理石など天然の石は含まれていません。
一般には人造大理石の方が値段が高いようです。
ただ、最近は明確に区別してつかわれないことも多いようです。
御影石キッチンカウンター
いつのころからだったかは忘れましたが、i-smartでは1枚ものの御影石のキッチンカウンターがオプションとして選択できるようになりました。
私自身は写真を持っていないのですが、はっちさんやガンさんのブログに写真なども併せて詳しく書かれています。その他にもGoogleの画像検索などで施行写真をたくさん見ることができます。
この御影石のキッチンカウンターは我が家のワイドカウンタータイプで15万円となかなかの高額オプションです。。。
確かに1枚もの(つなぎ目がない)御影石のキッチンカウンターは一般に30万円、40万円という金額のものなので割安かも知れません。とは言え、やっぱり15万円はそれなりに高い値段なので仕分けの対象になる方も多いかも知れません。。。
そんな方も以下の写真を見たらちょっと気が変わるかも知れません^^;;
我が家のキッチンカウンターのキズ&汚れ
最初に断っておきますが、我が家ではキッチンカウンターをまな板にするようなことはしていませんし、熱々のフライパンを直置きしたりもしていません。それとは逆に、特段几帳面なメンテナンスをしたり、お皿やコップを置くときにあえてそーっと置いたりもしていませんが。。。。
使用期間は約2年間です。
現在のキッチンカウンターの現状はというと。。。。
こんな感じです。。。ちょっとわかりにくいですが、キッチンカウンターの天板部分の写真です。細かなキズが見て取れるでしょうか?
もう少しアップすると、
このように細かなキズが無数に付いていることがわかります。汚れているわけじゃ無いですよ(´д`)
光の加減はあるのですが、結構キズが付いているのが分かるかと思います。。。
2年間使ってこのような状況です。「汚い」というほどのことはありませんが、だからといって「新品の頃と変わらない白さ」と言うこともありません。
形あるものですから、使っていれば傷が付いたり、徐々に日焼けしたり汚れたりと言うことはある程度仕方ないと思います。
でも、2年間にしては結構傷が付いたな~というのが正直な感想です。
細かなキズはなんとかなるかもしれない?
我が家のキッチンカウンターは写真のように無数の細かいキズがついてしまっただけで、大きなキズがあるわけでは無いので自分で補修は可能と思っています。
方法としては、本当に細かなキズであればメラミンスポンジで、もう少しキズが付いたものは研磨剤を使って、さらにキズが付いているようであれば目の細かい紙やすりなどで研磨すれば何とかなると思っています。
というのも、この人造大理石のカウンターは1枚板となっていますから表面を多少研磨する程度であれば強度等に問題が出ることはないと思います。ですから、研磨をしっかりし直せばそれこそ新品同様によみがえらせることもできるのかな?と考えていたりします^^
キッチンカウンターの表と裏を見比べると明らかに表面の方が綺麗に仕上がっています。理由はフィリピンの工場などでしっかりと研磨しているからではないかと思います。ということは、改めて研磨すれば元の状態に戻せるように思います。この点はステンレス製のキッチンカウンターとの大きな違いかな?と思います。
これについてはいずれ試してみたいと思っています^^
御影石のキッチンカウンターがあったら是非採用したかった!
そこで、出てくるのが御影石のキッチンカウンターになります。
御影石の大きな特徴としてその「硬さ」が挙げられます。硬さにも色々あるのですが、特に「傷つきにくさ」を示すモース硬度という指標の値が高いことが知られています。一般に御影石のモース硬度は6から7とされています。
このモース硬度6というのはナイフでキズを付けようと思ったらナイフの歯がダメになってしまう硬さです。ガラスのモース硬度は5で、最もモース硬度の高い石がダイヤモンドになります。御影石をガラスで傷つけることはできないと言うことになります^^
御影石は一般に使用される石材としては硬い石材の部類に入ります。一方の人造大理石も十分な硬度はあるとは言え、やはり樹脂で固めているために限界はあります。。。
御影石の丈夫さは、御影石がよく使われるところを見てみると分かるかも知れません。
まず、、、微妙ですが墓石です^^;現在建てられるお墓の石は大半が御影石でできています。あと、皆さんご存じの東京都都庁、この外壁タイルも御影石でできています。当たり前ですが、ビルもお墓も風雨にさらされて水濡れしますし、また、強い日射しをがんがん受けます。しかし、何十年ものあいだ風合いが変化することはありません。
御影石というのは、水などにも強いという特徴があります。また、ビルの床などに磨かれた御影石のタイルを見かけることも多いように思います。
こんな感じのフロア見たことありますよね?
当然人間が靴で歩くわけですから砂粒などで擦られるわけですが、それでも傷だらけでぼろぼろになってしまうようなことはありません。
非常に硬さがあるとは言え、もちろん、御影石だってキズがつきます。
御影石が硬いと言っても、日々使っていれば僅かずつ書けたり、傷が付いたりするのではないかと思います。
ただ、御影石は人造大理石とは違って、特有の模様があります。
一条工務店のキッチンではありませんが、
このように御影石特有のぽつぽつした感じの模様が出ています。上は黒い御影石ですが、白い御影石を拡大すると
こんな感じで、黒い斑点が出ています。研磨することで光沢のある素材になります。
この模様があるおかげで、仮に我が家の人造大理石のキッチンカウンターに付いてしまった傷と同じようなキズが付いたとしても、おそらく目立たないのではないかと思います^^
以上の観点から御影石のキッチンカウンターのオプションがあったら、絶対採用したいな~と思うのです!
なんというか、別に大したキズではないのですが、キズが付かないように、さらには目立たないようにできる方法があるのなら採用したかったな~と思う次第です^^
御影石であっても、汚れを放置すればシミなるようなことはあるようですが、それは人造大理石でも同じなので、キズが付きにくい方が良いかな~と思います^^
人造大理石のシミ実験はいずれ公開してみたいと思っています^^
実際問題、御影石のキッチンカウンターは住んでから2年で結構なキズが付いた人造大理石のキッチンカウンターを目の前にすると、自分たちが家を建てる頃にオプションだったら絶対に採用していきたかったなーと思うのです!
ただ、現実的にはオプションに無かったので、まあ仕方ないと思えるのも良かったです^^;
個人的な憧れも+α
御影石は「花崗岩」という岩石の別名です。
この花崗岩がどのように生成されるかご存じでしょうか?
花崗岩というのは、火山でわき出てくる溶岩、その元となる地下深くにあるマグマが数十万年から数百万年かけてゆっくりと冷えることによってでるとされています。
一条工務店が使用している花崗岩がどこの国で産出されたものかは分かりませんが、それでも、現在の私達人類が誕生してから現在までに経過した時間よりも長い年月をかけて作られたものが、地殻変動によって地表付近に現れ、そして自分の家のキッチンにあるっって、何か憧れませんか??
人造大理石のことを悪く言うわけではありませんが、大理石の粉が使用されているとは言え、あくまで工場で生産された工業生産品というイメージはぬぐえません。それに対して、御影石は少し叙情的な表現になってしまいますが「地球が生み出したもの」というイメージがあって、その上を料理をしたらちょっと気持ちよさそうと、思ってしまいます^^;
ちなみに、そういう意味で、私が最も憧れるのは金とプラチナです。金やプラチナってどうやって作られるかご存じですか?
最近の理化学研究所と京都大学の研究で金やプラチナは中性子星の衝突で作られたという説が有力になっています。ということはですよ。今地球上にある金やプラチナというのは、私達の住む太陽系ができるよりもずっと前、50億年以上前に宇宙のどこかで2つの中性子星が衝突してできたと言うことを意味しているのです。そして、中性子星というのは、太陽のような恒星が生涯の最後に起こす超新星爆発で作られる超超高密度の星ですから、2つ以上の太陽系と同じような恒星系があったはずです。もしかすると、そこには生物が住んでいたかも?なんて考えてしまいます。
今、左手の薬指に結婚指輪をされている方で金やプラチナの指輪をされている方の指には、もしかすると100億年以上前に起こった恒星の最後を飾った超新星爆発、それに続く別の恒星系で作られた中性子星、その2つの中性子星の衝突の痕跡が左手の薬指にはまっていると言うことになります。
単に値段が高い金属というのではあまりありがたみがありませんが、50億年、100億年という歴史の中で作られた物質と思うと一気にありがたみが増しませんか??私だけかも知れませんね^^;