こんばんは。さすけです\(^o^)/
先日、EBのコートについては4回に分けて自分なりに調べて書いてみました。
- フロアコーティングをする?しない?Part1:とりあえずプロローグ\(^o^)/
- フロアコーティングをする?しない?Part2:EBコートって何なんだ?
- フロアコーティングをする?しない?Part3:EBコート実際にどんなものなの??
- フロアコーティングをする?しない?Part4:EBコートは特別なコーティング?
個人的には、EBコートがどんなものなのかというのがわかってきた気がしています。
んが、ぶっちゃけ、フロアコーティングが電子線で固化されていても、熱で固化されていても、紫外線で固化されていてもど~でも良いと思うのです。
一番重要なのは、掃除が楽かどうか?または汚れが付きやすいか付きにくいか、という点に尽きるのではないかと思います。
そこで、本日はi-smartが標準としているEBコートの床材とエコプロコートのUVコートをした床材に油性マジックなどでいたずら書きをして、両者の性能を比較してみることにしました\(^o^)/
ちなみに、エコプロコートから見積を取られる際はこちらのページに書かれている「ブログ紹介特典専用フォーム」から申し込むとおまけがつきます^^
EBコート v.s. UVコート比較実験の方法
私が建築中に大工さんからもらったi-smartの床材を使って実験をしてみることにしました\(^o^)/
このi-smartの床材は左側の大部分をエコプロコートでUVコーティングをしてもらってあり、右側の7-8cm程度の範囲はUVコートなし、すなわちEBコートのみの床材になっています!
方法は至ってシンプルです。EBコーティングされた部分とUVコートされた部分の両方に同じように油性マジックとボールペンで線を書いてみて、両方の消えやすさを比較してみます。
こんな感じです。上段が油性マジック、下段がボールペンです。
使用したのは上記のペンです。
結構思い切り線を引っ張ってみました^^
さすがに空拭きでは両方とも消えなかったので、手元にあったまめぴかを使って見ました\(^o^)/
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油性マジックとボールペンで書いた線の上にまめぴかをまんべんなくかけました。
そして、10秒程度置いて、すぐにティッシュペーパーで拭いてみます。
EBコートとUVコートでマジックの消え具合は?
まめピカで消してみる!
で、結果です。
左側のエコプロコートをした部分と右側のi-smart標準そのままのEBコーとした床材部分ではっきりと違いが見られました!
エコプロコートした床材の方は、ボールペンで書いた線はほぼ完全に消えており、マジックで書いた線は若干残っていますがほぼ消えています。対して、i-smartで標準とされているEBコートの床材ではマジックもボールペンもほとんど消えていませんでした。
研究者の不正が取りざたされている昨今^^;その一員でもあるので(理研じゃないですよ。。)不正がないことを証明できるように両方の線をまんべんなく消している状況を動画でも記録しておきました^^
ね。ちゃんと両方とも一生懸命消そうとしているでしょ^^
キシレンも使って見よう!
エコプロコートの方にもマジックの汚れが少し残っているのが気になったので、溶媒でもあるキシレンを使ってマジックとボールペンの線が消えないか試してみました\(^o^)/
キシレンは有害なので屋内で使わないようにしましょうね^^;
先ほどの豆ぴかに比べるとかなり消えました\(^o^)/
ただ、やっぱりEBコートの方にはマジック、ボールペン共に黒く跡が残ってしまっています。UVコートの方はほぼ完全に消えているのがわかるかと思います。
消しゴムで消してみる!!
i-smartの床材などに子供がいたずら書きをしてしまった場合の対処方法として「消しゴムで消すと良く消える」という話を聞きます。
そこで、UVコートとEBコートの床材に油性マジックでいたずら書きをして、消しゴムを使って消す試験をしてみました。
先ほどの線は消えてしまったので、
改めて上記のようにUVコート(左)とEBコート(右)の境目部分をマジックで塗りつぶして実験してみることにしました!
上記のようにマジック、この実験ではMckeeを仕様して床材を塗りつぶしました。
念のためから拭きをしてみましたが・・・・UVコート側は若干色落ちしていますが、それでもマジックはほとんど消えませんでした。
養生テープを剥がして、消しゴムで消してみます!
消しゴムで消すとかなり綺麗に消えます。UVコートの方はほぼ完全に消えています。EBコートの方はマジックの黒ずみが若干残っていますが、先ほどのまめピカで消した場合に比べるとかなりマジックが落とせていることがわかります\(^o^)/
EBコート v.s. UVコート比較の結論
結果は写真を見てもらえればおわかりの通り、一条工務店がアピールしているEBコートとエコプロコートでUVコートをしてもらった床材を比較した結果、マジックやボールペンでいたずら書きをしたようなケースでは、UVコートの床材に書かれた線の方が明らかに汚れを消しやすいという結果になりました。
一条工務店は別に嘘をついているわけではないと思います。
一応、一条工務店のフォローをしておくと、上記の結果を見ると多くの営業さんが言って居るであろう「i-smartの床材はEBコートしてあるから掃除をしやすい」という話がまるで嘘であるかのように思われてしまう方もいらっしゃるかと思います。
一条工務店の営業さん達が「EBコートは掃除しやすい」という根拠は一条工務店の本社がそのように言っているからと思います。そして、一条工務店が「EBコートは掃除しやすい」と言っているのはあくまで「通常の床材と比較して」のことであって、「UVコートした床材」と比較して掃除しやすいと言っているわけでは無いのです。
ですから、別に一条工務店が嘘を言っているわけでは無いと思っています。あくまで、「掃除しやすい」と言っている比較対象が違うだけと思っています^^
次回予告:なぜUVコートした床材はマジックが消えたのか?
EBコートとUVコートを比較すれと明らかにUVコートの方が「掃除のしやすさ」という観点から優れていると言えるのは間違い無さそうです。
しかし、ここで終わってしまうと何となくどうにも釈然としません。。。なぜなら、以前EBコートについて書いた際に述べたとおり、EBコートとUVコートは本質的には同じようなものであって、性質に大きな違いがあるはずがないのです。にもかかわらず結果は大きく異なりました。
なぜUVコートの床材ではマジックが消えて、EBコートの床材ではマジックが消えなかったのでしょうか?
そして、まめピカでは消えなかったEBコートの汚れが消しゴムを使ったら消せたのは何故なのでしょうか?
次回はこの「なぜ」について、いつものこれを使って考えてみたいと思います\(^o^)/