一条工務店i-smartディスポーザー導入顛末記

こんばんは。さすけです。

ディスポーザーの導入は、あきらめることにしました!

当初、一条工務店からはディスポーザーとタッチレス水栓の共存は不可と連絡が来て、また一条ルールか?と思っていたのですが、そういうわけではありませんでした。

そして、最終的には一条工務店側からはタッチレス水栓とディスポーザーの共存は「可能」という回答がありました。が、しかし・・・

タッチレス水栓とディスポーザーを共存させることが難しい理由がわかりました。別に、キッチン下のスペースの問題などでは無かったようです。

理由は

① ディスポーザーは使用時に約1分間水を流し続けなくてはならない。
② タッチレス水栓は簡単には手動操作できず、停電時などはキッチンの下に取り付けられているドライバーでまわさなくてはならないネジをひねる必要がある。

という2点から、毎日ディスポーザーを使用する際には
・ キッチンの下にもぐりこんでドライバーで手動で水を流す
・ 1分間手をかざし続けて水を流し続ける
のいずれかの対応が必要になるそうです。

これらの対応は現実的ではないため、ディスポーザーとタッチレス水栓の共存を不可と回答したようです。結局、タッチレス水栓とディスポザーが連動してくれないとどうにもならないようです。

そのことを理解したうえであれば、施工可能との回答がありました。


正直、この程度の問題であれば、ディスポーザーをONにしたら、タッチレス水栓も水を流すように電気工作をすれば解決しそうです!おそらく、ディスポーザーに電気が流れたことを検知して、水栓の蛇口をひねる信号をONにすれば水が出るんじゃ無いかと思います。

じゃあ、導入すればいいんじゃないの? 

 

しかし、下水道処理の問題を解決することはできませんでした。
ディスポーザーは簡易な浄化槽がついていて、そこで一定の浄化を行った後下水に流す仕組みになっています。通常は、1年に1回の点検を行えば、取り付けに問題はなく、価格もおおよそ2万円程度が多いそうです。

個人的に、年間2万円、月に1700円弱、私のお昼ご飯2-3回分です。 これであれば生ゴミ処理コストとして割り切れる範囲でした

しかし、茨城県つくば市では、浄化槽にたまる汚泥を毎年清掃しなくてはならないというルールがあるそうで、その汚泥処理コストが約3万円必要になってしまいます。そのため、年間5万円がひつようとなります。

そうなると、生ゴミの処理に月額4200円程度が必要となる計算になります。月に4千円と考えると生ゴミ処理コストとしてはちょっと・・・という気持ちになり、やめることにしました。

今回、調べていっておかしいな~と感じたのは、今回のディスポーザーは確かに下水処理には負担をかけるので、環境に悪いという一面があるため、自治体ができる限り取り付けにくいようにすることは理解できます。

しかし、生ポンドライというディスポーザーのように、汚泥となりやすい食品残渣を単に下水道に流してしまうのではなく、堆肥として再利用可能な製品であっても、年額5万円の下水道処理費用がかかってしまうのです。

どう考えても、生ポンドライの方が下水処理設備にかける負担は小さいと思うのですが、同一の金額になっているというのは非常に不自然に感じました。

おそらくは、法整備が追いついていないのが現状だと思うので、将来条例などが修正されたら生ポンドライを導入することを考えてみたいと思います。