一条工務店ネズミ・コウモリ対策への回答はしばらくお待ちを~

こんばんは。さすけです\(^o^)/

本日は短文です!いや、短文にしたいな~と思っています^^;

一条工務店で家で、壁内通風口にネズミやコウモリが侵入してしまうという件、本社対応中である事を確認しました。

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結論から言うと、ネズミについては侵入経路が明らかなのですが、コウモリについては侵入経路が水切り部分である可能性は低く、屋根付近から入ってきている可能性が高いことが分かってきました。しかし、一条工務店としてもその侵入経路が完全には特定できていない状態である事が分かりました。

色々な方の情報から、一条工務店は6月末を目処に本社から公式なアナウンスを予定していたようですが、原因が特定できていない状態での拙速な公式アナウンスは問題をより複雑化させてしまうと考えています。

もちろん、そんなこと知るか!、いいからとっとと対策しろ!というのは自由と思います。しかし、私はそれをしても得るものに比べて失うものの方が多いように思っています。

私が、侵入経路がわからない状態で「対策をしろ~!!」と声高に叫んでしまうと、結果的に「とりあえず」の対応を取らざるを得ない状態に一条工務店を追い込んでしまうのではないか?と考えています。しかし、そのようなことをしてしまえば、結果的に多くの方のお宅に「不出来な対策」を強いる結果にもなりかねません。

そのため、一条工務店のネズミ・コウモリ問題については、一条工務店がしっかりと対応と対策考えてくれるまで、しばらく(1ヶ月~2ヶ月程度)は待つことが良いと考えています。

このようなことを私が言うのは筋違い甚だしいのですが、個人的には、現時点で被害が発生している方については、ご自身の営業さんや監督、そういった方が既にいらっしゃらなければ一条工務店のお客様相談室などに連絡をすることは良いと思っていますが、今後の対策などについては、問合せをお待ちいただければと思っています

これは一条工務店から何かを依頼されたわけでもなく、ましてや強制された分けでもありません。一条工務店が私に何かを依頼したり、強制できるぐらいならば、情報発信そのものを止めているはずですので、そうではないということはご理解いただけると思っています^^;あくまで私自信の予想として、その方が結果的に多くの方にとって良い結果が得られると思うに至ったためにお願いをさせていただいるものになりますm(_ _)m

既にTwitterでは簡単に書かせていただいておりましたが、今回はなぜ、そのように考えるに至ったのかについて説明をさせていただきます。(もしよろしければTwitterの方もフォローヨロシクお願いしますm(_ _)m)

目次

現状のご報告:とりあえず良い方向に向かっていると思います\(^o^)/

きっかけは、こんな時に限って我が家の息子くんがやらかした(´Д`)こと、から始まりました。。。

コウモリだ~(゜Д゜)、ネズミだ~(゜Д゜)と大騒ぎしているさなかに、我が家の息子がリビングの壁紙を引っぺがしてくれました(T_T)

 

そのため、一条工務店に補修依頼をする必要が発生してしまいました(´Д`)気まずい・・・^^;;

引き渡しから3年目に突入している我が家は本来はアフターサポートセンターに連絡をしなければならないのかも知れませんが、わざとではありますが、、、久々に我が家の監督に連絡をとりました^^

我が家の監督の話は、下の記事をご覧になっていただければと思います。

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騒がせのネズミ・コウモリについても既にご存じでした^^;;;そして、壁紙についての見積依頼と一緒に、コウモリ・ネズミの件もあわせて本社に確認を取ってくれるという話になりました。

我が家の監督は私がブログを書いていることもよく知っていますし、監督はそうは言いませんが、本社に問い合わせるときに「さすけ」からの問合せである事は当然のことながら伝えられるということも分かっていてのことです。監督の取り次ぎによって、一条工務店のお客様相談室の方と電話でお話をすることができました。以下は、電話でのやりとりをもとに私の理解を示すもので、一条工務店の公式な見解などといった形式張ったものではない、と言う点はご理解ください。あくまで、私からの伝聞に過ぎないため、私の誤解等が含まれている可能性はあります。

 

被害が発生した場合は「しっかりと対応する」という回答

その内容として、実際に被害に遭われたお宅に対しては一条工務店が、ネズミ・コウモリのいずれにおいても、その被害が発生した場合は一条工務店として責任を持って対応をする、との回答でした。

これは、今後施工する家の話ではなく、既に引き渡した家の話で、i-smart、i-cube、セゾン、ブリアール、全ての商品についての統一の考えと理解しています。よって、住宅タイプによらず通気層への侵入によって被害が発生しても、対応をしてもらえなかったり、はたまた、「コウモリはどこの家でも入ってしまう」という対応が取られることはなくなると考えています。

また、ネズミだけでなく、コウモリについても対応をするのかどうかと言う問いに対しても、コウモリについても対応する、と明言されていました。

「コウモリについては対象外」と言われている方が散見されるという話もしましたが、その点はまだ社内でもしっかりとアナウンスができておらず、「本当に申し訳ない」とのことでした。現状では全国から問合せが殺到してきており、対応が追いついていないようでした。

いずれにしても、ネズミ・コウモリのいずれにおいても、被害がわかった場合には一条工務店の保証規定に則り(かつ、害虫・害獣除外規定を適用することなく)、一条工務店として責任を持って対応をする、とのことでした。

個人的には、「ネズミ・コウモリは除外規定が存在するため対応をしない」という対応が最も恐れていた対応でしたが、今回、口頭ではあるとは言え、そのようなことはせず、被害が発生してしまったお宅についてはしっかりとした対応をするという方針をお聞きすることができ、安心することができました。

 

今後の「対策」はどうなるのか?

ネズミの侵入対策は既に試験を開始している

ネズミの通気層への侵入を防止するための方策については試験を進めている段階にある、とのことでした。実際に試験用の金物を作るための金型の発注をしており、市販品なども購入の上、試験を行っているとのことでした。今後建築されるお宅にはネズミの侵入防止対策を行っていくという話がありました。

 

コウモリの侵入経路がまだ完全に特定できていない

ネズミについては、水切り部分からの侵入で間違いとの認識でした。一方で、コウモリについては複数の専門家に問合せを行った結果として、水切り部分からの侵入の可能性は極めて低い、との回答を得ているとのことでした。この認識は私も共通の認識を持っています。アブラコウモリはその生態から地上付近を飛ぶことを好みません。よって水切り部分からの侵入の可能性は低いと考えています。

そのため、コウモリの侵入経路としては軒天付近が考えられるけれど、先に私が指摘をした箇所についても、ネットが張られておりコウモリの侵入は考えにくいとのことでした。現状では、コウモリがどこから侵入してきているのかについて、既に被害にあわれたいくつかのお宅にお願いをして侵入経路の特定を急いでいるとのことでした。

実際に、コウモリ被害に遭われているnutsさんのお宅では足場を組んでの検証が行われることになったようですので、その点からも完全な侵入経路の特定に至っていない、という一条工務店の話は本当なのだと思います。

 

ここで一つのおわびm(_ _)m

今回、ネズミとコウモリの問題のうち、特にコウモリの問題についてブログを書かれているnutsさんに、多大なご迷惑というか、完全なびっくりどっきり大作戦状態で、nutsさんのInstagramへの投稿をご紹介させていただいてしまいました。

おっかなさというか、ビックリさせるというか、ご心労をおかけしてしまいましたことをお詫びしますm(_ _)m

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の記事でnutsさんのinstagramでの監督の発言を引用させていただきました。突然、ネズミだ~、コウモリだ~、(`ヘ´) プンプン。となっているブログに何気なく投稿したものが引用されたら、それは驚かれて当然です。。。ほんと、ごめんなさいm(_ _)m ご本人からは既に「さすけ、許してやるよ!」というメッセージを頂きました^^(←嘘です、きちんとお許しを頂きました^^;)

ただ、今回、一条工務店が前向きな対応に向かうきっかけになったのは、私のブログの力は微々たるもので、nutsさんが書かれたブログとInstagramの投稿が最大の力になったと思っています。これは本当に本気で思っています。

私は良くも悪くも、理屈っぽい文章しか書けません。。。そのため、何かを伝えようとすると超絶長い文章になってしまい、読んでいる人に取って苦痛を与えてしまうことがあります^^;;

でも、nutsさんの文章は、ものすごくストレートに相手に伝わる文章と感じており、それ故に引用をさせていただきました。

ぶっちゃけ言いますと、引用したい箇所が山の様にあったんです。

「みかんのネットを差し込んでおけば」と言われたことに対して、「何個みかん食えばええのよ」と返したり、コウモリを「見た目の厳ついツバメ」と表現していたり、ご本人にとっては不快で、問題は深刻なはずのに、こんな風にやさしい文章を書ける方って、なかなかいないように思うのです。そのようなやさしい文章だからこそ、多くの方に伝わったのだと思うのです。

私の文章だと「みかんのネットを~」と言われた、「みかん10個入り1ネット498円で、1ネットの長さが20cm、我が家の1周は約40mで、単純計算で200ネットが必要で、その金額は約10万円!!高っ!そもそも、2000個のみかんをたべるためには、1日1人5個を食べて4人家族(含む1歳児)で20個/日、100日毎日欠かさずみかん食べるとかどうなの?」とかになってしまうのです(T_T)ねっ、、、なんか、何も伝わらないでしょ。。。

それに、私がアブラコウモリを表現しようとしたら「コウモリ亜目ヒナコウモリ科に属ししていて、日本では唯一住宅を住処とするコウモリで~」となってしまうのです。。。絶対に私からは「見た目の厳しいツバメ」という表現は出てこないのですorz

読んでいる人を不快にさせないどころか、笑いさえ誘いつつ、問題をきちんと伝えることができるって、すごいことと思うのです。そして、それを自然に書かれているからこそ、多くの方に問題がストレートに伝わったのだと思っています。

現在は、一条工務店からの依頼があり、nutsさんのお宅ではコウモリの侵入経路の特定を目指して足場を組んでの対応が行われることになったそうです。それを聞いたからこそ、この問題はもう解決に向かうから大丈夫、と思うことができ、足場を組んでの対応をしているさなかに問題の解決を早くしろという圧力をかけてしまうと、結果的にnutsさんにご迷惑をおかけしてしまうと同時に、根本的な対策ができあがる前の対策を急かしてしまうことになりかねないと考えて、今回の記事をアップさせていただきました。

 

これから建つ家、引き渡し済の家、それぞれに対する対応は?

下記は、実際問題として、ほとんど何も決まっていない状態であると理解しています。そのため、内容として間違えている可能性もありますが、おおよその方向としてそのような方向で検討されていると言う理解のために書かせていただきます。

これから建築する家は?オプションにするつもりは全くない。これによる値上げをするつもりもない。

一部の営業さんは、今後建築される家についてはネズミの侵入防止対策を「オプション」で施工するという回答をされていると聞いておりました。また、今後はこの対策にかかったコスト分を値上げによってカバーするという話をされていると聞いていました。

この点を確認したところ、「ネズミ侵入防止対策」を「オプション」にするなどということは全くあり得ない、との回答でした。また、これによる値上げ等々も、そのような議論自体が存在しておらず、「標準仕様」として施工するとのお話しでした。

確かに、直近では自社商品としてそのような金物を製造しているわけではないので、それまでの間は市販品を利用することはあるかも知れないが、いずれにしてもそれは家の性能を維持する部分であって、お客様に選択いただくようなことはしない、といのことでした。

 

着手承諾後~建築中~引き渡し済の家はどうなるの?

じゃあ、引き渡し済の家などはどうなるのか?というのが気になったので、これも確認しました。これについては、現在、検討を進めているとのことでしたので、ここで詳しく書くことは控えますが、最大限の努力と検討が行われている、ということはわかりました-^^-

この点については、お金の問題以上に、多数の山を越えなければならず、簡単な問題ではないのだろうと思います。少なくとも、ネズミに関しては現在すでに対策が試験されており、引き渡し済の家を無視するということはない、ということだけは確認しました。

 

お客様相談室への問合せはひとまずお待ちを~

なぜ待った方が良いのか?

これは一条工務店にそう言えと言われたわけでもなければ、そのような話があったわけでもありませんが、一通りの話を聞いた中で、「コウモリの侵入経路の特定」が現時点において最大のネックになっていると思っています。一方で、お客様相談室にはかなりの数の問合せが上がっているという話をお聞きしました。

現時点では、上記の通り、一条工務店として「ネズミ・コウモリの侵入を無視する」という流れにはないことを確認しました。個人的には、この流れさえできれば、あとは一条工務店側がしっかりと色々なことを考えてくれると思っています^^

本来であれば、一条工務店が自ら問題に気が付き、いつものように、私達が知らないうちに問題を改善したり解決してくれれば良かったのですが、今回は残念ながらそのような流れにはなりませんでした。

しかし、問題に気が付き、そしてそれに「対応する」という意思決定さえあえれば、問題は解決に向かうと思っています。そして、一条工務店はそれを行うだけの資金力と、技術力を持っていると思っています。

そのような「流れ」を作ったのは、間違い無く多くの方の不安に基づく一条工務店への問合せでした。

しかし、一度「流れ」ができたあとは、問合せをしても、「待ってくれ」しか言えないのも事実と思います。ここで、さらに問合せを行って一条工務店を焦らせても、結果的に焦りすぎて未完成の状態で対応をせざるを得ない状況に追い込んでしまう^^;、ということを個人的には懸念しています

そのため、私が言うのはものすごく変ですが、お客様相談室への問合せは待って、しばらく様子を見ていただくことが結果的に多くの方にとって良い結果になると思っています。営業さんや監督がいらっしゃるのであれば、そういった方達に確認するのは全く問題ないと思います。

もちろん、実際に被害が出ている、ということであればお客様相談室に連絡をして良いと思っています。しかし、今後の対策については、私がお願いするのも筋違いも甚だしい、というか、私が一条工務店に石を投げつけられそうなレベルですが!、どのように対策を打ち出すのかを待って欲しいと思っています。

そして、それが、結果的に多くの方にとって、より良い結果に繋がるのではないかと思うのです

 

いつまで待てば良いの?

お客様相談室への相談を待って下さいと言われても、いつまで待てば良いのかわからない状態で待ち続けるのは非常につらいことと思います。

一つのラインは8月末までかな~と勝手に思っています。8月末の段階でどのような決定になっているか、そもそも何かが決定できているかはわかりませんが、少なくともそのぐらいのスピード感は欲しいと思っています。

そのぐらいを時点までは私は待とうと思っています。

 

なぜそのことを一条工務店が自ら発表しないの?

これは、非常に難しい問題と思っています。今回、私は自分で勝手に情報を発信している状態になっています。本来であれば、一条工務店が自ら「XXまでに回答をするから待って欲しい」と発表するのが筋という見方もあると思います。

通常の企業のあり方としては、それが当然と感じられる部分もあると思います。しかし、私は個人的な意見としては、何も決まっていないような状態では公式発表はするべきではないと思っています。

様々な企業の不祥事や製品上の問題に対応する場合、迅速な発表、というのは極めて重要なケースがあります。

確かに、「誰が自社の商品を購入しているか分からない」ようなケースではそのような迅速さは極めて重要と思います。

まずは、問題があることを告知して、その後対応をするという流れが必要になります。

しかし、一条工務店が販売する商品は「家」であり、当然ですが、住所もしっかりと分かっているはずです。すなわち、郵送でもなんでも顧客にコンタクトをとることはほぼ確実にできます。

そして、一条工務店は年間1万棟の住宅を販売している大企業でもあります。しかし、引き渡し済のお宅も含めれば、10万棟近くになるはずです。

どのような対応であったとしても、これら10万棟の住宅全てに一斉に対応をする、ということは大企業であっても現実的ではありません。そのため、今回のケースでは適切な対応を行うことさえ約束してくれているならば、数年単位のオーダーで対策を行っていくしかない問題だろうと思っています。個人的なアイデアは、引き渡し後2年以内のお宅であれば、2年目点検の際に侵入防止対策、のような選択もあり得ると思っています(←これは個人的な勝手なアイデアで、一条工務店から聞いたわけでもなんでもありません)。

また、そのような「対応は不要」という施主の方もいらっしゃるはずです。そういった方も含めて、できる限り多くの方の負担にならないように、かつ適切な対応を行ってもらうためには、ある程度の時間は必要と感じています。

また、現状では、コウモリについてはどこから侵入をして来ているのかわかっていません。それ故に、どのような対策を行うべきかも決定できていないと思います。そして、コウモリとあわせてネズミの対策も考えていかなければなりません。これらを一つ一つ公式に発表してしまうと、結果的に現場を混乱させたり、私達顧客の側も混乱させられるだけの結果になってしまうことを懸念します。

そもそも、(これは嫌みですが)、一条工務店はそういった情報のコントロールが大変苦手な企業です。突っ走るときは突っ走ってしまう傾向を強く感じています。そんな企業が、大変だ~すぐに発表しろ~といって何かを発表したら、、、、まあ、大惨事になることは火を見るより明らかです^^;;;ですから、個人的には現時点での公式発表は不要と考えている次第です。

これには色々な考えがあることも分かっていますが、あくまでこれは個人的な見解です

一条工務店へのお願い

とりあえず現場の人にだけは「対応する」という共通認識形成を

今回の件について、一条工務店にお願いしたいのは「現場での認識の共有」です。

私の理解では「コウモリ・ネズミのいずれについても、万が一被害が出たらしっかりと対応をする。対応方法については本社で考えているから待って欲しい」ということと思います。

現場の方に伝えて欲しいことは1つだけで「逃げるな」というメッセージだけです。それさえ共通認識としてあれば、あとはどうにかなると思います^^

有償・無償の発言は慎重に

私は個人的には、今回の問題を全ての引き渡し済のお宅に対して無償で提供する必要はないと思っています。そうであれば、嬉しいことは嬉しいですが、前回のブログで示した様に不安もあるためです。

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現時点で、どこからどこまでを有償にするのか、どこまでを無償にするのかはおそらく決まっていないと思います。個人的には、引き渡し後2年目が境界として良いと思っています。やめるべきなのは、「今後引き渡しのお客様」という方針です。引き渡し後半年しか経っていない人や、さらには、明日引き渡しの人が、有償対応となったらどう思うでしょうか??2年が経過していれば、多少はあきらめも付くように思っています。少なくとも私自信は有償対応になることで問題を感じません。でも、引き渡されたばかりで有償と言われた、「また金かよ!」としか思いません。

もしも決まっていないなら、決まっていないことを正直に言うべきです。「引き渡し済の方には有償・無償は現在検討中」という発言を引き渡したばかりにするのはやめて下さい。。。今朝から私の所に苦情が殺到しています。。。多分昨日社内で何か出したでしょ??これで引き渡し後2年目までの人は無償にすると決定したら、「お客から苦情が来たから無償対応になった」と言われて良いことありませんよ。。。

現時点では「当然のこととして問題が発生するようなことがあったら必ず対応をさせていただく、2年目点検でも点検をさせていただく、料金のことは本社から何も言われておらず分からない。無償での対応となるよう本社に伝えさせていただく。改めて連絡するからXXまで待って下さい。ご不快な思い、ご心配をおかけして大変申し訳ございませんでした」これが回答として正解です。一条工務店は情報コントロールが下手くそなんです。。。。いいかげん自覚して下さい(T_T)クレームの情報がたくさん来たら私に新しい情報が来て、私が喜ぶだけですよ\(^o^)/

ネットで言われたから対応した、とは考えないで欲しい

今回の件で、最も懸念するのは「ネットで言われたから対応した」と捉えられることですし、また、私達施主の側がそう受け取ってしまうことです。

なによりも、一条工務店としても「さすけに言われたから対応した」ということだけは、あってはならないことですし、そんなことをされたら誰よりも私が困ります。。。

もしも、私に言われたから対応をした、ということになれば、言った人、すなわち私がその結果に対する責任を負わなければならなくなります。私には、その責任を負うつもりも、また、負う能力もありません。。。。

そして、私以外の施主の多くから言われたから、対応をするのでもないはずです。

万が一にも、一条工務店が「さすけに言われたから対応する」であったり、「多くのお客さんから問合せがあったから対応する」と思っているのであれば、対応なんてしないで欲しいと思っています。

私は別に施主の代表であるつもりなど毛頭ありません。私は、色々な情報をまとめて、それに基づいて、それをできるでけわかりやすい形で伝えることが、趣味として好きなだけです^^(←大変迷惑な趣味ですね^^)私がしたことは、あくまで、情報のとりまとめと発信にすぎません。

今回、一条工務店が、ネズミ・コウモリについて対策を行うことになったのだとすれば、それは私に言われたからであったり、多くのお客さんから問合せが殺到したからではないはずですし、そうであってはならないはずなのです

対策をするならば、なぜ対策をすることにしたのかは、自分で考えて下さい。。。。ものすごく簡単なことと思います。

最初は誰も反応しなかった

これは、自分の興味としての実験でもありましたが、今回のネズミやコウモリの被害は多くの方にショッキングな内容であると確信していました。

しかし、最初から今回のように全ての情報を公にして、問題を追及するようなやりかたではなくても、一条工務店が自ら動いているくれるのであればそれで良いと思っていました。

そこで、半年以上も前の昨年12月のはじめに、今回の問題に触れていました。

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この時点で、一条工務店の誰かが問題の深刻さと、これが公になった場合の自社商品の信頼への影響を理解し、問題の抜本的な対策を取り、引き渡し済のお宅への対応も含めた全社的な対応を取ってくれるのであれば、それが一番良いと考えていました

何よりも、今回のように、一条工務店でこれから家を建てられる方や既に引き渡しを受けた方を不安にさせるようなことをせずに問題を静かに解決することができたはずなのです。

しかし、半年間、問題を見守りましたが残念ながらそのような動きにはなりませんでした。

むしろ、今回、新たなネズミ被害の状況を教えてくださった方のお宅では、半年以上も前にあったのと全く同じ問題に対して、その経験が全く活かせていないという事実だけが明らかになりました。

今回は、情報を発信するにあたって、私が最も意識したのは「流れ」の向きでした

昨年12月時点の情報発信は、私から一条工務店に対してのメッセージでした。それが一条工務店の誰か、というのはどうでも良いので、営業であっても、監督であっても誰でも良いから、私の認識と問題を共有し、それを社内で問題として提起し、対策を促してくれると言ったような、一条工務店が自ら「流れ」を作り出して欲しいと考えていました。何よりも、それが一条工務店にとっても、また、施主の側にとってもハッピーなことだと考えていました。

奢りと言われればそれまでですが、私のブログを一条工務店の社内の誰も読んでくれていなかった、ということはおそらくはないと思っています。先の記事1つを取り出しても約9千人の方に読んでいただけています。解析の結果によると1人平均9分もの時間をかけて読んでくださっていましたm(_ _)m 9千人のうち100人程度、1%程度の方は一条工務店で働いている人であろうと勝手に思っています。ですから、誰にも伝わらなかったはずはないと思っています。

しかし、残念ながら、そのような流れができる気配はありませんでした。

逆に、先のブログをご覧になって、同じようなネズミ被害が出ていることを知り、私に連絡を下さるという結果になってしまいました。。。

一条工務店の企業理念への問題提起

残念ながら一条工務店へのメッセージは伝わることはありませんでした。そこで、次に考えたのは、一条工務店の企業理念への問題提起を含めた、検証でした。

一条工務店の企業理念として「お客さまよりお客さまの家づくりに熱心であろう。」というものがあります。

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最初に言っておくと、私は「企業理念」というものはお飾りのような軽い言葉ではないと思っています。企業理念とはキャッチフレーズや宣伝文句のような軽いものではないのです。

私は企業哲学や企業理念、企業倫理とは企業そのもののを形作る根幹であると捉えています。企業理念とは「頑張って達成していきましょう」のような軽いものではなく、「絶対に遵守すべきものであり、全ての行動原則」であるべきものと思っています。理念とは目指すべきものではなく、行動や意思決定を行うための根幹だと思っています

一条工務店という会社で働く社員が何かの判断に迷ったときには、企業理念に従って判断すべきものであり、そうすることで企業全体の意思が統一されるものと思っています。

今回の件も、企業理念に基づいて行動していれば問題を大事にすることはなかったと確信しています。

一条工務店であれば「お客さまよりお客さまの家づくりに熱心であろう。」、積水ハウスであれば「人間愛」、住友林業であれば「住友精神(公正、信用を重視し、社会を利する事業を進める)」、タマホームであれば「良い家をより安く国民の皆様に提供する」、どれが正しいとか間違えているといったものではなく、企業理念とはその企業の意思決定の根底にある倫理観です。大企業であればあるほど、この企業理念は極めて重要な意味を持ちます。

今回、私は、この企業理念に対して疑問を投げかけてみたくなりました。

「お客様」と「一条工務店」のどちらが熱心であるのか?についてのギャンブル

私は、ネズミやコウモリが侵入してしまう余地がある家は一条工務店という企業に施主側が求める期待を下回るものである、と確信していました。しかし、それは私の勝手な個人的な考えに過ぎませんでした。事実、一条工務店は自らそのことに「熱心」な対応をすることはありませんでした

では、他の施主の方達はどうか?ということが気になりました。

すなわち、このことをできる限り正確に情報として伝えた場合、ネズミやコウモリが通気層に入ってしまう程度のことは仕方ないよね、と考えるか、それとも私と同じように一条工務店に期待しているのはそんな家ではない、と考えるか、どのように考えるだろうか?と思いました。

もしも、情報を正確に発信しても、大半の方が、「その程度は仕方ないよね」と考えるのであれば、それは私の認識が間違えていた、ということで終わることができます。

しかし、多くの施主の方が私と同じように「それはおかしい」と考えてくだされば、一条工務店よりも施主の側の方が「熱心」であったことを示すことになります。

そして、これは、一条工務店が自社が掲げる基本理念を達成できていないことの証明、すなわち、一条工務店よりも施主の側が熱心であったこと、を示すことになります。

一条工務店には、このことの重大さを深く考えて欲しいと思っています

自社の基本理念が守れていないことを証明される、ということは企業としては極めて深刻なことだと思うのです。もっと言えば、存在価値の否定をされているようなものです。このメッセージだけは一条工務店に伝わって欲しいと思っていますが、伝わらなければそれはそれで仕方ありません。。。

私への批判:全ての人が同じ考えであるはずはない

今回、ネズミやコウモリの件で一条工務店を批判したことで多くのご意見をいただきました。

嘘をついている(写真があるのに、、、)、アクセス数稼ぎ(全体からしたらアクセスの増加はわずかです。。。)、営業妨害だ(自分の会社に言って、、、)、裏切りだ(誰とも何も約束してないし、、、)、訴えられるぞ(訴状が届いていないのでコメントは控えます、、、)と色々な批判を頂きました^^;

私自身は、誰かを批判する以上、自分も批判されるのは当然のことと思っているので、批判をいただくことは歓迎しています

直接メールで批判を頂いても良いですし、ネット上のオープンな場でご批判をいただいても全く構いません。むしろ、その方が健全です。ただし、大抵はあまり反論をすることもないので返事は期待しないで下さい^^;;読んではいますので、、、

今回、どこの、とは言いませんがおそらくは住宅の営業職?に付かれている複数の方からご批判を頂きました。。。それ自体は歓迎する所です。

ただ、数通いただいたものに、大変気になるものがありました。その方達だけには言いたいことがあります。

今回、積水ハウスや住友林業と比較して書きました。積水ハウスの家と比較されて不愉快に思った一条工務店の社員がいたならば、もっと良いものを作ってやる、ぐらいの意気込みでいて欲しいのです。そこで、「さすけの野郎!!」と思ってもらって全く構いません^^;

現時点では、積水ハウス、そして住友林業の家では、ネズミやコウモリに対する対策が取られていることは現実です。家は性能を謳っていながら、最低限と受け取られるネズミやコウモリが侵入しないという「性能」で、一条工務店は負けている、これが現実なのです。私を否定しても、批判しても、現実は変わることがありません。愛社精神があるのならば、是非自分の会社の基本理念に立ち返り、何をすべきかを考えて下さい。私が言いたいことはそれだけです。。。

いつでも方向転換をします

私は一条工務店を批判することもありますが、っていうか、ちょこちょことしますが、それは「一条工務店の家」に対する期待が高いからでもあります。

一条工務店は、「家は性能」をキャッチコピーとしてしています。そして、そのキャッチコピーに違わない性能を発揮してくれているのも事実です。特に冬の住み心地は、本当に最高ですし、また住み替えることがあるならば一条工務店の家を選びたいと思えます。しかし、だからこそ、しっかりして欲しいと思う部分も多々あることも、また事実です。

今回の件については、この記事で一旦区切りとして、最終的な本社の判断が出てくるのを見守りたいと思っています。私がおかしいと思えば、何をおかしいと思うのかを書きます。いつでも方向転換をする準備はあるので、その点だけはお伝えしておきます。

 

書き出したら色々書いて全く短文になりませんでしたorz

とりあえず、我が家の壁紙がぶじになおりますように~(T_T)