一条工務店の広告に対する余計なお世話な感想文Part1\(^o^)/

こんばんは。さすけです\(^o^)/

なんだか、まだまだお正月ぼけでだらだらしてしまっています^^
我が家の庭では外構工事がスタートしました\(^o^)/

先日金曜日の日経新聞朝刊に一条工務店が一面広告を出していました^^
夢発電についての広告でした。

で、ですよ。この広告を見て思った事があったので書いてみようと思います。
ただ、完全に余計なお世話なので、その点はご容赦を^^;;

* まずは広告をご覧下さい^^
一条工務店のFacebookにこんな投稿が書かれていました。

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こんにちは。

一条工務店 齊藤です。

 

本日1月11日は一条の日!

東京大学の一条ホールで、全国の昇格社員と永年勤続社員を

祝う会を毎年開催しています。

 

さて、この記念すべき日、日本経済新聞の記事広告で、

一条工務店の「夢発電システム」が1面全面で紹介されました!!

 

一条のオリジナル太陽光発電「夢発電システム」は、

昨年、エコプロダクツ大賞で国土交通大臣賞を受賞。

その評価のポイントとなった、太陽光発電の普及拡大は

どのようにして実現したのか、そして、それによって、

お客様のメリットだけでなく、地球環境貢献にも

大きく繋がっていることを、弊社社長の宮地のインタビューを

通してお伝えしています。

 

さらに!!

今、全国10ヶ所で計画が進んでいる一条メガソーラー

事業についてもご紹介しています!!

 

「お客様の暮らしにも、地球環境にも貢献したい!!」

 

そんな一条工務店の想いをカタチにした「夢発電システム」。

ぜひぜひ、記事をご覧いただき、一条工務店の想いに

触れてみてくださいね♪

 

感想もどんどんお待ちしております^^

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Facebookより

そこには、

こんな感じで日本経済新聞に出された一面広告が掲載されていました。

著作権の関係などもあるかと思いますので、日本経済新聞社、一条工務店から指摘を受けた場合は削除します。Facebookに掲載されていたので良いかな?ということで掲載しています。Facebook上でも記事は読めない程度に解像度が落としてあったので私も解像度を落としました。

ご覧になられた方も多いかも知れません。

書いてある内容は既に一条工務店で検討されている方ならご存じの内容が書かれています。

Facebookに「感想もどんどんお待ちしております^^」と書かれていたので感想文を書くことにしました\(^o^)/ただし、望でいるような感想文ではないと思いますが。。。

* 広告を出さないという経営方針はやめたの?
で、一条工務店が日経に広告を掲載するのは今回で私の知る限り2回目になります。

1回目の時は、

2012年10月21日朝刊に上のような形で社長さんのインタビューという形式(実際はインタビューじゃない)で広告を出していました。

昨年10月の広告については、まあ、インタビューという形式を取っていて、新規人材へのメッセージ的な内容なので、顧客に対する広告では無いと言えば無いです。というか、お客さんはこういった広告は読まないので、効果も期待できません。

しかし、1月11日の広告については、完全に広告です。

具体的にいくらかかっているかというと、日本経済新聞社の広告掲載費用は一般に公開されており、全国版の白黒1面広告で約2000万円です。さらに、今回のようにカラーの場合は約500万円が上乗せされます。よって、費用は単純に考えると2500万円です。

ちなみに私の家が3150万円ですから、家1軒の値段と同じくらいの金額です。私は一生を掛けてこのお金を払うのにたった1日の新聞掲載で2500万円(; _ ; )スゴイですね。。。

と、そんなことは置いておいて、2500万円というのは年間売上高2000億円規模の企業にとっては微々たる金額です。私達が知っている企業の広告宣伝費は莫大です。例えば、2011年度連結ベースでみると、ソニーで約3500億円、トヨタ自動車で3000億円の広告宣伝費を使っています(出典:http://markezine.jp/article/detail/16513)。ハウスメーカーである、積水ハウスで毎年200億円の広告宣伝費を使っています(有価証券報告書より)。

積水ハウスの売上高は1兆5000億円ですから、売上の1.3%相当、一条工務店と建築戸数が同程度の住友林業で売上高7000億円に対して、広告宣伝費は100億円で、売上に占める比率1.4%です(有価証券報告書より)。このことについては以前私のブログでも少し書かせていただきましたが、概ね売上の1%程度の広告宣伝費というのが一般的なようです。

よって、一条工務店売上高は2000億円程度ですから、年館、20億円かから30億円程度の広告宣伝費を掛けることは問題ない範囲と言えそうです。そういう意味で、日経の全面広告を出す程度の金額(私から見たら一生掛けて支払う額ですが。。。)は大した金額ではないと言えそうです。

また、広告宣伝は悪いことではありません。むしろ、今までの広告宣伝費をかけないことで安く家が提供できるという言葉の方がトリッキーでした。一般には広告宣伝を行って販売戸数を増価させることで、部材の調達コスト・生産コストを低下させて、安い値段で家を提供できるようになると考える方が一般的と思います。

ただ、一条工務店はこれまで、営業さんが必ずと言って良いほど、「一条工務店は広告宣伝費にお金を掛けないことで、その分コストパフォーマンスの良い家を提供しています」といったような説明をしていたかと思います。

今回の記事を見ておもったのは、一条工務店は広告宣伝費を掛けていないことを売りにするのはやめたのだな、と理解しました。

で、本当に余計なお世話なことが気になりました。

それは、一条工務店が「広告宣伝を行う企業」になったことは営業さんに伝えたのだろうか?ということです。

だってですよ、実際日経に広告を掲載しているのに、お客さんに「一条工務店は広告宣伝費を掛けずに~」なんて説明したら単なる嘘つきです。嘘をつく営業さんは最も嫌われます。。。

一条工務店を顧客の立場から見ていると、どうもトップ(本社?)が決めたことが営業さんや設計さんに伝わっていないことが多いように思うのです。今回の新聞広告も別に構わないと思うのですが、営業さんを「嘘つき」にしない配慮がきちんと行われていたのだろうか?ということが気になりました。

こういった配慮がなされないまま、企業の行動方針を変えることは結果的に目に見えない形で企業の信用を失ってしまうことになるのではないかと心配になりました。。。

さらに、言うならば営業さんにきちんと企業の方針を伝えることが、結果的に顧客である我々の理解を助けてくれるのです。

私自身は一条工務店が広告を出しているかどうかは、ハウスメーカー決定に全く影響しませんでしたが、人によっては広告宣伝を出さないという企業姿勢が気に入って一条工務店に決めた方もいると思うのです。そういった形にとっては、今回の方針転換が裏切りと映ってしまうこともあるのです。そういったことにならないようにするためには、営業さんが企業方針を十分に理解してお客さんに説明することが大切と思うのです。

って、本当に余計なお世話ですね^^;;;私としては一条工務店にはきちんと利益を出してもらって、10年、20年後にも家のメンテナンスをしてもらわなくてはならないので、ちょっと思っただけです。

って、感想文を書こうと思っていたのに、既に大概な長文になってしまったので、感想文は次回に持ち越します\(^o^)/

Facebookに感想お待ちしてます!と書いてあったのだから、是非とも感想を書かせていただきますよ~^^ あ、次回も引き続き余計なお世話な感想ですのでその点はご容赦を^^