キャンペーンっていつまで続くんだろう??

こんばんは。さすけです。

本日の話題は触れちゃいけない気がして今まで触れずに来た部分なのですが、もういいかな~と勝手に思い書いてみたいと思います。

なんだか、批判的な内容のように思われるかも知れませんが、別に一条工務店を批判するつもりはさらさらありません、まあ、そんなものと思ってお読みいただければと思います^^

本日私が書きたいのは、「キャンペーン」についてです。

私も適用されていますし、ほとんどの方が適用されているであろう「キャンペーン」ってありますよね。

我が家の場合は
・ 全面タイルキャンペーン
・ キッチンカウンター無料アップグレードキャンペーン
が適用になっているキャンペーンと思います。

私が何となく、キャンペーンのことをブログでは書かないようにして来た理由は、「キャンペーン」という特性から、「すぐに終わるもの」と認識していたためです。私のブログは基本的にいつまでも残っているのに、キャンペーンのことが書かれていて、既にそれが終わってたりしたらなんとなく嫌な気分になるかな~と思いキャンペーンについては意図的に触れないようにして来ました。

しかし、ハウスメーカーが行うキャンペーンというのは私の考える「キャンペーン」というものとは異なるような気がしてきたので書いてしまうことにしました。

・ キャンペーンって何だ?
私が考えるキャンペーンというのは、「ある一定期間の中で契約などをするとお得なサービスが受けられる」のがキャンペーンであろうと考えています。で、一定の期間というのは相応に短い期間が一般的であろうと考えていました。

しかし、ハウスメーカーが行うキャンペーンというのはどうも違うのではないかと思えてきたのです。

私の認識が間違えていなければ、全ての大手のハウスメーカーは常に何らかのキャンペーンを行っています。

キャンペーンの内容は時期によって変わってきますが、「常にキャンペーン中」と思って良いのでは無いかと思います。要するに、他社がキャンペーン中の状態にある中で自社だけがキャンペーンを行わない分けに行かないから、全てのハウスメーカーは常にキャンペーン中という不自然な状態になってしまっているのだと思います。

・ 床暖房もキャンペーン??
ちなみに、一条工務店の「全館床暖房」は、「モニター商品」で、「樹脂サッシ」は「キャンペーン商品」だったってご存じですか?セゾンなどで採用すると坪3万円で高断熱高気密、2万円で床暖房?だったと思いますが、この価格が「モニター/キャンペーン価格」だったのです。

実際、去年までは下のようにキャンペーンに申し込むためのページまでありました。

が、現在は「全館床暖房」も「樹脂サッシ」もキャンペーンは終了してしまったようで、Webからは消えてしまいました。

え~キャンペーン終了しちゃったってことは、値段が上がったりするの??

と、思われるかも知れませんが、何も変わっていません。少なくとも、顧客視点で見ている限り「キャンペーンが終了した」こと以外は、仕様も値段も何も変わっていません。。。。最近樹脂サッシアー変わったのですかね?

ようは、モニターだから安かった分けではなく、「モニターだから商品が安いかのような誤解を与える販売」をしていただけなのだろうと思います。悪意は無いのだろうと思いますが、モニター商法と言われても否定はできないでしょう。。。。

ただ、これは別に一条工務店だけがと言うことではなく、他のハウスメーカーでも概ね似たり寄ったりと思います。しかし、だからしょうがないというのは理屈に合わないとも思います。

・ 全面タイルキャンペーン
私が適用されている「全面タイルキャンペーン」についても同じです。

私の場合はi-smartが販売された直後のキャンペーンだったため、「全面タイル無料キャンペーン」でした。その後は、「全面タイル3000円/坪キャンペーン」、「i-cubeでも6000円/坪キャンペーン」といった感じで全面タイルキャンペーンは継続されているようです。

我が家の見積書を見てみるとびっくりな数字があります。

「外壁ハイドロテクトタイル張り:i-smart発売記念キャンペーン」:2,767,000円

です。すごい金額です。全面タイルですから、このくらいの価格が普通なんでしょうか?ただ、この価格は、「i-smart発売記念キャンペーン」で無料になります。よって私の見積書の最後には

と言う風に、サービス計-2767000円となって、差し引き0円となっているのです。。。

税込み290万円の商品が無料です!!すごい!!やった~\(^o^)/

って、そう思えるほど純真な心を持ち合わせていないのです・・・・
そういう純真な心はどこかに忘れてきてしまいました。。。

ちょっと考えてみれば、分かることですが、この276万円と言う価格には何の実績もないのです。私がi-smartを契約したのはi-smartが発表されたのとほぼ同時期です。すなわち、商品のi-smartは1件も存在しなかったのです。

そして、一条工務店はこれまでもタイル張りは施工していましたが、i-smartで使われているタイルはこれまで存在しなかった商品です。

ようするに、販売実績が無い商品の定価(276万円)を示して、それを割り引くことであたかも超お得な印象をあたえているに過ぎないように思えてなりません。。。

この話しってどっかで聞いたことがある話しだと思いませんか。。。

この見積書を見て、私が一番最初に思い浮かんだのは「スカスカおせち事件」のことでした。

バードカフェが2011年のお正月に、定価2万円のおせち料理を、特別価格1万円で提供するということでかなりの数を販売したものの、届いたおせち料理は写真とは似ても似つかない、すかすかおせちだったという事件?です。

このとき、おせち料理の「定価2万円」となっていましたが、2万円での販売実績はありませんでした。

スカスカおせちは、中身がすかすかであったために批判を浴びることになりました。しかし、中身がある程度伴っていたら批判を浴びただろうかと思うと、おそらく批判されなかったのではないかと思うのです。そこから先は、倫理観または競合相手の出方の問題なのだと思います。

翻って、一条工務店の全面タイルキャンペーン、我が家の施工状況などを見ていても非常に綺麗に施工してくれていますし、色むらなども無く非常に満足しています。

また、全面タイルとサイディングのどちらか好きな方を選択して良いよ、と言われたら間違いなく全面タイルを選択します。

しかし、このタイルに「276万円の価値」があるかは素人の私には判断が付きません。間違いないのは、仮に276万円で買いますか?と聞かれれば、お断りせざるを得ないと言うことぐらいです。

で、販売実績という観点から、間違いなく言えることはこれまでこのタイルを276万円で販売した実績はないはずです。私はi-smartの販売開始と同時に私が申し込んでいますから。。。そうなると、私は「276万円」分のタイルをキャンペーンで無償で提供してもらったとは到底言えそうもありません。

・ 全面タイル無料キャンペーンはいくらお得だったのか?
私はこの全面タイル無料キャンペーンによっていくら得することが出来たのか?というせこい計算をしてみます。

全面タイル無料キャンペーンもしばらく続いていましたが、現在は坪5000円くらいになっているようです。ということは、我が家の施工面積44坪で計算すると22万円程度は得したことになります!!

よって、私はキャンペーン期間中に契約したことによって22万円を得したと言えそうです\(^o^)/

22万円でも得したのだから良いじゃないか!と言われそうですが、ちょっと待って下さい。。。現在ではキッチンのオイルガードは標準になっているようですが、私が契約した時期だと12000円のオプションです。。。

さらには、室内ドアにガラスが入れられるようですが、私が契約した時期だと室内ドアにガラスを入れる場合には親子にする必要がありました。ここでのオプション費用が約3万円です。その他にもたくさんの違いがあります。。。

で、計算してみると、どうも契約時期によって損得はないのではないか?と思えてきたのです。あったとしても数万円、多くても10万円程度の損得の違いであって3000万円近い商品に対して微々たる金額に過ぎないのではないかと思えてきたのです。

・ 我が家の場合はLEDキャンペーンの方が絶対お得
詳細はまったく知らずに書きますが、我が家の場合、現在行われている(行われていた?)、坪4200円で家中LEDが採用できるキャンペーンの方が魅力的です。我が家のサイズだと約18万円で全てLEDが施工できる計算になります。

我が家も全面LED照明を採用しましたが、我が家の照明は全部あわせると80万円ほどです。

当然、こういったキャンペーンで施工できるLEDは数が限られているでしょう。しかし、廊下、トイレ、子供部屋のLEDシーリングライト、玄関などの照明器具にそれほど大きな違いは無いと思うのです。

出来るかどうかは全く分かりませんが、基本的な照明をキャンペーンのLED照明にして、あとは自分で気に入った照明を追加できるのならばおそらく照明の費用は相当に抑えられたと思います。

おそらくは、全面タイルを13万円のオプションでお願いして、LEDキャンペーンの適用を受けた方がお得にはなりそうです。

・ お得感だけを出そうとする胡散臭さ
で、こんな風に考えていくと、見積書に記載された「-276万円」という数字が非常にうさんくさいものに見えてきます。

販売実績もない276万円をわざわざ記載することになんの意味があるのだろうか?と思えてならないのです。単に顧客をミスリードさせるだけのように思えるのです。

・ これから契約する人はキャンペーンは気にしない方が良いと思う
これは、個人的な意見で、もしかすると本当にお得なキャンペーンというのもあるかも知れません。しかし、私は「ハウスメーカーが行うキャンペーン」にはお得なキャンペーンは存在しないと思っています。

最初に書いたように、全てのハウスメーカーがキャンペーンを行っている以上1社だけがキャンペーンを行わない分けに行かないために、行っているのがハウスメーカーの行っているキャンペーンと思います。

よって、このキャンペーンで提供させれるコストは住宅価格にきちんと反映されていると考えられます。少なくとも、ハウスメーカーがきちんと利益を出せるように計算されたキャンペーンであることは理解する必要があります。

例えば、i-smartのタイルキャンペーンであれば、坪3000円で施工できるので、原価は坪あたり3000円以下と考えて間違いない佐宗です。

我が家に施工されたタイルの原価は、44坪で13万円以下であると思います。そう考えると、定価が276万円というのが如何にばかげた数値であるかが分かります。吹っかけすぎです。

何度も言いますが、私は全面タイルは気に入っていますし、満足しています。しかし、見積書に276万円引きかのような記載があることに対して非常に気持ち悪い、胡散臭い印象を持ってしまうのです。素直に、キャンペーン適用0円と書いてくれた方がすっきりするとおもいませんかね。。。^^;