営業マンからのお願い:「是非契約をお願いします!!」

こんにちは。さすけです。

今日はi-smartや太陽光発電を離れて、一条工務店で建てると決めるまでにあった話を書いてみようと思います。

あ、ちょっと待って下さい。帰らないで~~

今日のタイトルは、

営業マンからのお願い:「是非契約をお願いします!!」

 

です。私が営業マンに変わって何かをお願いするわけではありませんのでご安心を^^;

今日書きたいことは、

私は営業マンから

「是非契約をお願いします!」

と言われるのが大嫌いです。

ということです。あんまり好きな人はいないんじゃないかな~と思うのですがどうでしょうか?

私が、まだハウスメーカーを探して、いろいろな展示場を回っているときに、何回もあった場面です。もっとひどいパターンは

「とりあえず契約をお願いできませんか?」

「何とか契約をお願いできませんか?」

などという言葉もありました。場合によっては、このお願いの文言の前に、

今なら~キャンペーンを実施中でして」

今ならこのお値段で~」

 

といった、「今ならオプション」が付いてきます。

いやいや、なんでとりあえずなんとかで契約しなくちゃいけないの?と思い当然契約なんてしませんでしたし、検討するのもやめてしまいました。そうしたら、

「もう一度チャンスをお願いします」

ということをお願いされました。。。。

ここら辺で、私は営業マンから「お願い」されることが嫌いだと言うことを認識するようになりました。でも、なぜお願いされることが嫌いなのかはわかりませんでした。ただ生理的に嫌な感じを覚えたのです。

だって、自分のお金を使って、自分の家を建てるのに、なんで営業の人にお願いされなくちゃいけないんでしょうか?数千万円もの買い物を、知り合ったばかりの営業の方からお願いされたって困るに決まってます。

そんな疑問を解決してくれたのが、現在私たちを担当してくれている一条工務店の営業マンの方の

「お願いして買ってくれるならいくらでもお願いしますよ~(笑)」

という一言でした。営業の方はおそらく何気なく言った一言ですが、この言葉は目からウロコでした。この言葉は非常に核心を突いたものだと思ったのです。営業マンからお願いさえるのが嫌な理由は

お願いする営業マンは、顧客のことをお願いすれば何とかなる奴だと思っている

と思ったのです。

お願いする営業マンというのは顧客に対してお願いすれば何とかなるという意識があるのではないかと思えてしまいます。お願いすれば何とかなるというのは非常に相手を馬鹿にしています。だからこそ、お願いされることを不愉快に思い、「お願いする営業マン」に対して不信感を抱いたのだと気づきました。

自分のことを馬鹿にしている相手から数千万円の買い物なんてできるわけがありません。

この経験から、お願いされたって、騙そうとされたって、そんなことをされたら買いたいものも買いたくなくなってしまい、営業失敗に終わるとしか思えないのです。

本来「お願い」というのは対等な信頼関係、互いの利益が一致した段階で初めて成り立つものではないかと思います。しかし、営業マンと顧客というのは最初の段階では対等な立場にありません。

営業マンは何が何でも家を売りたい。

顧客は良い家が買いたい

この2つを、同時に満たすためには営業マンが「売りたい家」が、顧客にとっての「良い家」であることが確認できて初めて互いの利益が一致すると言えます。

しかし、顧客側が「良い家」であることを認識できていない段階での「お願い」は、上記の2つの利益のうち、営業マンの利益のことしか考えていません。

私たち顧客は家を買うのにお願いされたって納得していなければ絶対に買いません。お願いして買ってくれるなら、営業の方の仕事は非常に簡単です。だって、お願いすればいいのですから・・・
私たちが営業の方に望むのは、素人の私たちにはわかりにくい、気がついていない家の良い面、悪い面をプロの立場から裏表無く説明してもらうことです。そして、素人ではできない社内外の調整、提案をしてもらい、最終的な家の引き渡しまで面倒を見てもらうことを期待しているのです。それができて初めて、私たちが支払った家の代金からインセンティブを受け取ってもらうというのが正しいあり方だと思います。
そんな中で、私たちは他のハウスメーカーで「お願いする営業マン」に出会い辟易としているなかで、一条工務店を訪ねました。
最初の段階では契約の話は全くありませんでした。来年ぐらいに建てられればいいかなという認識で、ハウスメーカー探しをしていたので突然契約の話をされると引いていたでしょうが、まずはQ値やC値の話、太陽光発電の話に始まって、契約の話もないまま、去年家を建てたお宅の訪問を勧められました。
そして、営業マンの口からではなく、実際に家を建てられた方の口から一条工務店で建てて良かったという話を伺いました。これは私にとっては、営業の方から何十回もはなしを聞くよりも効果的でした。営業の方が話していた内容が、本当なのか?、ということを確認することができたからです。
その後も契約の話もないまま、工場見学を勧められ、私たちが建てたいと思っているのと同じ程度の大きさのモデルハウスを案内してもらいました。このあたりで、それまでは「来年あたりまでに家が建てばいいかな~」と思っていたのが、家を建てると言うことが現実的なものとして認識できるようになりました。大まかなプランに対する見積書も出てきました。
そして、私たちの中では一条工務店に決めようと思うようになっていたのですが。。。
まだ契約の話はありません。
そして、こちらから契約の進め方を聞いてしまったのです。
あ~、やられた。と思った瞬間でした(笑)
結局、一条工務店の営業の方からは「契約しませんか?」とさえ言われないまま、契約してしまっていました。。。
しかし、お願いする営業マンは消えません。なぜなら、お願いされることが好きな人もいるからです。人からお願いされて、それに答えることはある意味快感です。ただ、それは対等な関係、相互の利益が一致する状況であれば良いのですが、相互の利益が一致するかわからない状況で、そのお願いに答えることは非常に怖いことです。
私の状況はと言うと、一条工務店の「お願いしない営業マン」からは、何もお願いされないまま本契約に進むことになりました。。。
でも、個人的には「お願いしない」ことは大変なことのようにも思うのです、顧客側の疑問や質問にまじめに回答し、問題があればそれを回避する手段を提案しなければならないからです。最後に「何とかお願いしますよ~」でごまかした方が楽ですからね。
体験談などありましたら、是非コメントにお願いします~\(^o^)/