アイランドキッチンのメリット・デメリット:生活動線とアイランドキッチン、子どもがいる場合は要注意?

間取り

こんばんは。さすけです\(^o^)/

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

我が家ではアイランドキッチンを採用しています。今回は、実際に住んで見て感じるアイランドキッチンのメリットとデメリットを、生活動線、子どもの安全という観点から考えてみようと思います\(^o^)/

アイランドキッチンのメリット・デメリット

家を建てようとする方で、人気が高いアイランドキッチンです。我が家もi-smart標準のアイランドキッチンを採用しています。

アイランドキッチンには子どもと話しやすかったり、おしゃれだったりというメリットがある一方で、キッチンを常に片付けておかないと行けないというデメリットや小さな子どもがいいる場合、子どもがキッチンにすぐに入れてしまって危険であったりと言ったデメリットもあります。

個人的に思うアイランドキッチンのメリットは、

  • 「広いリビング」を実現しやすい
  • 生活をする上でより快適な生活動線を実現しやすい

といったメリットが挙げられます。そして中でも最大のメリットは、料理をする人の目線で見たときには

  • リビングとキッチンが同じ空間にある事によって料理をしている最中も家族と同じ空間で過ごすことができる

という点と思います。子どもが小さいうちは子どもが目の前で遊んでいる姿を確認しながらキッチンでの作業ができるため、安心して料理などのキッチンの作業ができます。

一方で、アイランドキッチンにはデメリットもあって、多く言われることは

  • 来客者にとってキッチンがすぐに目に付いてしまうため綺麗に保つ努力が必要

といったことが挙げられます。また、この点はあまり指摘されているのを見かけませんが、「子どもを見ながら料理ができる」と言うことと表裏一体で

  • 子どもがすぐにキッチンに入れてしまい危険

と言ったものもデメリットとしてあげられます。また、アイランドキッチンがある家に実際に住んで見て感じることですが、キッチンの換気扇の音はうるさく

  • リビングの中にキッチンがあることで換気扇の騒音が気になる

といったものもデメリットになるだろうと思います。換気扇つながりで言えば、換気扇の風量が故に

  • キッチンの換気扇を入れると外気が入り込んできて寒い

といったものもデメリットになりやすいものと思います。

アイランドキッチンのメリット

広いリビングが実現しやすい

我が家のリビング、正しくはLDKは1つの空間にあり、21.5畳あります。

仮にリビング・ダイニングとキッチンを別の部屋に分けた場合、キッチンに7畳、リビングが14.5畳といった間取りになります。リビング側とキッチン側にはドアも必要になるため、リビング側でさらに0.5畳程度がドアの開け閉めに必要となるため、実質7畳のキッチンと14畳のリビングとなります。

引き渡し直後の写真ですが、下のように左側のリビング、右側のキッチンが1つの空間になるため、LDKは広い空間にしやすくなります。

キッチンで1人ぼっちにならない=リビングの子どもを1人にしない

キッチンとリビング・ダイニングを分けてしまうと、キッチンで料理をしている時には1人になってしまいます。そのため、家族と会話をしながら料理をするということはできませんが、LDKを一つの空間にすることで、キッチンにいる人が1人になって料理をしなければならなくなってしまったり、逆にリビングで子どもが一人になってしまうと言うことはなくなります。

一方で、人によっては一人で黙々と料理を作る方が好きという場合には向かないことにもなります^^キッチン側からリビングを見ると下の写真のようになり、リビングにいる人と話をしながら料理をすることができます。

このあたりはオープンキッチンのメリットとしてよく言われる事と思います。

 

アイランドキッチンでは生活動線を設計しやすい

アイランドキッチンのメリットは、リビングとコミュニケーションを取りやすいという面以外にも、もう一つメリットがあると思っています。それは、生活動線の確保のしやすさ、です。

アイランドキッチンでは、キッチンを中央として、生活動線としての通路が2方向確保できます。そのため、2方向から行き来ができるというのが大きなメリットになると思います。これは、直感的には分かりにくいですが実際に生活をしてみると非常に快適であるように思います。ちょうど下のように、キッチンの左右両側からリビングと行き来できるようになります。

例えば、夫婦や子どもと一緒に料理をしてたりするとき、壁付きのキッチンだと向こう側に行くためには人の後ろをとおっていかなければなりませんが、アイランドキッチンであれば逆側からリビング側に出て行くことができます。

このように2方向から行き来ができることは生活動線を設計する上で非常に有益です。

キッチンで家事をしながら洗濯も一緒にする場合は、洗濯動線が重要になりますが、アイランドキッチンであればキッチンを中心として右側に洗濯機を配置すれば、右方向が洗濯動線となります。LDKと洗面所等を一体にしておけば、洗面所に向かう動線もキッチンの脇を使って設計することができます。

 

さらに、左方向は家に帰ってきてキッチンに向かうまでの動線(搬入動線)を確保することができます。

そして、料理を運ぶ際には下のように左右から料理を運ぶ動線を確保することができます。

 

アイランドキッチンであれば、通常は1方向しかない導線に+もう1導線追加することができるため、家事を行う中で中心となりやすい家事導線をぐっと設計しやすくなると言うのは、家を設計する際の大きなメリットになります

アイランドキッチンのデメリット

キッチンが目に付きやすい(掃除が大変)

これはアイランドキッチンのデメリットとして多く言われることですが、アイランドキッチンではキッチンが常に目に付く場所にあるため、キッチンを散らかしておくことができないというのは、やはり大きなデメリットのように思います。

アイランドキッチンのデメリットとして多く言われる部分ですし想像もしやすいことと思うので割愛させていただきます。我が家は妻が片付け好きなので、問題ないのですが、私がその辺を散らかしておくとやはり目立ちます。。。

換気扇の騒音が気になる

キッチンには必ず換気扇が設置されます。この換気扇はフルで動かすとキッチンに立っている人との会話が困難になる程度に大きな音を発します。リビングとキッチンが分離されていれば気になる事はありませんが、アイランドキッチンにして、キッチンとリビングが一緒の空間にあれば、キッチンの換気扇の音がもろにリビング側にも聞こえてしまいうるさく感じる人も多いように思います。これは回避のしようもない問題ですので、アイランドキッチンのメリットとデメリットを踏まえて、好みで検討されるのが良いかと思います。

換気扇を付けると外気が入り込んできて寒い

換気扇の風量はかなり大きなものとなります。そのため、換気扇を付けると、外気を直接取り込まなければ排気量とのバランスを取ることができません。一条工務店i-smartのように高気密住宅の場合、換気扇を付けていない間は、ロスガードが室内の熱と室外の熱を交換しながら循環してくれるため外気が入ってきて寒くなるということはないのですが、キッチンの換気扇をONにするとロスガードを通らずに室外の空気を直接取り込む換気口が開き、室外の冷たい空気がそのまま室内に流れ込んできます。この換気口がキッチンの人が立つ位置の近くに設置されているとキッチンで料理をすると足下が寒くなってくることがあるため、設置位置などには注意が必要です。

根本的にも内を解決するためには「室内循環型換気扇」と呼ばれるタイプの換気扇を設置すれば、この問題は回避できます。室内循環型換気扇は油などで汚れた空気をフィルターで濾過して、室内に戻す仕組みの換気扇になるため、室外の空気を取り込む必要がなくなるため、寒さ対策としては心強いものとなります。我が家ではこの室内循環型換気扇を設置しています。ただ、現在は一条工務店のオプションには室内循環型換気扇がなくなってしまったとのことなので、検討が必要です。

子どもが簡単にキッチンに入れてしまう

これはアイランドキッチンのメリットと表裏一体のデメリットです。アイランドキッチンにすることで、必然的にリビングとキッチンは一体の空間に配置されます。そのため、リビングとキッチンの導線は複数の動線確保ができ、リビング、キッチンの行き来が容易になりますが、これは大人だけではなく小さな子どもにとっても同様です。

キッチンには包丁、IHクッキングヒーター、電子レンジに炊飯器と言ったやけどに繋がる家電がたくさん置いてあります。そのような子どもが簡単に出入りできてしまうことは大きなデメリットになります。そして、この子どもの出入りを防ぐことも、アイランドキッチン故に難しくなります。

我が家を例にすると、キッチンに子どもが入り込まないようにするために3つのベビーゲートを設置しています。下の図面に示した赤いのがベビーゲートです。

我が家の間取りの場合は最低この3箇所にベビーゲートの設置が必要となります。どれか1つが空いていればキッチンに入り込めてしまうのですorz

ただ、我が家の場合は、ベビーゲートがせっちできただけ良かったと言えるように思います。

アイランドキッチンにベビーゲートを設置することは設計時に注意が必要

子どもがキッチンに簡単に出入りできないようにするためには、ベビーゲートが一般的です。しかし、このベビーゲートの設置が容易ではありません。。。

自立式のベビーゲートも存在はしますが、我が家の2歳児はうまいこと自立しているベビーゲートを動かしてベビーゲートを突破してしまいます。そのため、どうしても両側を壁に固定できるタイプのベビーゲートの設置が必要になってきますが、両側を壁に固定するタイプのベビーゲートでは、当然ながら両側に壁が必要です

アイランドキッチンに両側を壁に突っ張るタイプのベビーゲートを設置しようとした場合、片側はアイランドキッチンで良いのですが、もう片方に壁があるとは限りません。例えば引き戸が設置されているケースでは片側にドアの開け閉めする場所が来てしまい、ベビーゲートが設置できない可能性が出てきます。アイランドキッチンではその周辺に出入り口を作ることが多いために、突っ張る為の壁がなくなってしまうケースが多く見られます。

小さなお子さんがいるお宅であったり、これからお子さんが生まれるお宅ではベビーゲートが設置できる壁をうまく配置するように設計時点で検討をされることを強くお勧めします!

まとめ:小さな子どもがいる場合は要注意

個人的な感想ですが、アイランドキッチンは生活動線を多様に確保できることから、生活を快適にしてくれます。しかし、子どもがいるご家庭では子どもの安全と多様な生活動線の間でバランスをとることが必要になってくるように思っています。

ただ、これも子どもが小さい内だけで、子どもが成長して一緒にキッチンに立つようになったり、お手伝いをしてくれるようになるまでの辛抱と思います^^一緒にキッチンに建てるようになれば、アイランドキッチンは子どもがいてもキッチンの行き来は容易ですからメリットの方が大きくなります。しかし、1歳~5歳くらいまでは危険もあるためキッチンに入れないようにできる工夫をして設計することをお勧めします\(^o^)/