ハウスメーカーは不要です!という「あれ」について~差し入れ、心付け\(^o^)/

こんばんは。さすけです\(^o^)/

ちょっとneronaさん風のタイトルを付けてみました^^

いる?いらない??

思わせぶりな書き方ですが、一条工務店に限らず、ハウスメーカーで家を建てられた片の多くは、営業さんにこのことを聞くと

必要ありません

と言われるものがあります^^

それは、建築中の差し入れ上棟時の心付けです。

本日は、建築中の差し入れと上棟時の心付けについて書かせていただきます。

というのも、差し入れと上棟時の心付けについては、メッセージで質問いただくことがものすご~く多いのです。理由は不明ですが最近は特に増えていて、毎回同じ事を書かせていただくのもあれなのでブログに書くことにしました^^

なんとなく、こういうことって言わぬが花的なところがありますが、私が家を建てる際にも悩んだことですし、こうして書くことが誰かのお役に立つかも知れないと思い書いておきます。

最初に書かせていただくと、私は両方とも行いました。

もちろん、営業さんに確認した際には「不要です。お気持ちだけで結構です。」という話を受けました。また、差し入れや上棟時の心付けについては様々な考え方があると思います。そのことを理解した上で、あくまで私の考えとして書かせていただきます。

確固たる信念を持っている方は悩む必要も無いと思います。しかし、メッセージでいただく方の多く、そして私自身もそうであったように、家を建てること自体が初めてのことで、差し入れや心付けについて何らかの強い考えなんて持っていない人の方が多いのだと思います。

で、わからないので担当の営業さんに質問すると「不要です。最近はされる方は少ないですよ~」という回答が帰ってきて、なんとなく持って行ったらいけないのかな?とさえ思えてくるのだと思います。。。ただ、いらないといわれても、なんとなく本当に不要なのかわからずに私の所にメッセージを下さるのだと思います。

私が思うこと

誰でもそうだと思いますが、自分に対して気を遣ってくれている人のことを悪く思う人はあまりいないと思います。差し入れや心付けは賄賂ではなく、相手への気遣いを示す道具なのだと思っています。それに、あとあときちんとしておけば良かった、などと思い悩むくらいなら、できる範囲で差し入れを持って行ったり、心付けを渡した方が自分の気持ちの上で良いと思います^^

営業さんは一条工務店やハウスメーカーの立場として、「不要です」という立場を取りますが、それはあくまで、企業の顧客サービスとして「不要」というスタンスを取っているだけなのだと思います。
「必要です」と言ってしまうと、遠方で家を建てる方に取ってはもの凄く負担が大きくなってしまいますし、そういうことをしたくない人にまで強制することになりますから、不要というスタンスを取っているのだと思います。

ですから、別に差し入れを持って行っても「受け取れません」なんて断られるようなことはないと思います^^

大前提

これは大前提として、「心付けを渡したんだから~」とか「毎日差し入れをしているんだから~」という考え方は違うと思っています。あくまで、私が勝手にしたくてしたことであって、それに対する見返りを求めることはあってはいけないと思っています。

逆に、私が見てきた大工さんや業者さんたちは「心付けをくれないから適当にやっちゃえ!」とか考えることは決してないと思います。むしろ、そんなものはあろうがなかろうが仕事の質には関係がないと思います。

心付けを渡そうが、差し入れを持って行こうが、完成する家そのものには何の差も出ないと思います。

そういう意味で、合理的に考えれば差し入れも、心付けも不要と思います。

じゃあなんでそんなことをするの?

大工さんにとっては、私の家を作るのは仕事ですから、差し入れがあろうがなかろうが、一定の品質を達成してくれると思っています。

なぜ、差し入れをするかというと、何かの縁で私の家を作ってくれる方には気持ちよく仕事をして欲しいと思っていて、私にできることは差し入れくらいしかなかったというだけの事なのだと思います。

大工さんたちは仕事とは言え、真夏の蒸し風呂のような現場で「私の家」を建ててくれていました。

通常のテレビや車などの工業製品は、「私のため」に作ってくれるわけではなく「誰かのため」に工場で大量生産されてたものを私が気にいって購入します。工場で働く方たちも、具体的な誰かを想定して物作りをするわけではなく漠然とした「お客さん」を想像して物作りをしてくれています。

対して、家、特に注文住宅の場合は、大工さんたちは漠然とした「誰か」ではなく、「私」を想定して家を作ってくれていたように思います。

一条工務店に支払った代金とは関係なく、私のために何かをしてくれている人が目の前にいるときに、「不要」という理由で何もしないというのはどうにも気が引けました。そして、私の場合は建築地と以前の住まいがすぐ近くでした。

そこで、私にできることは何か?と考えると、私にできることって現場に差し入れを持って行って、休憩中に冷たい飲み物を飲んでもらうくらいしかできなかったのです。だから、私ができる日には差し入れを持って行くようにしていました。

コミュニケーションツールとしての差し入れ

私は、どのような仕事でもコミュニケーションってもの凄く大切だと思っています。

また、私の都合として私は人と会話をすることが好きです。特に私が知らないことをたくさん知っている人や私と価値観の違う人との会話は本当に新鮮で楽しいです。大工さんや業者さん、監督さんたちは私の知らないことをたくさん知っていて、話をしていると非常に楽しかったです。

ただ、あらゆる意味で大工さんや業者さんって「職人さん」だったりします。我が家の大工さんも最初は無口なタイプで黙々と仕事をされていて、職人気質な雰囲気を醸し出していたので話しかけづらいように思っていました^^;

そんなとき、差し入れってものすごく便利なコミュニケーションツールだと思ったのです。

現場に見学に行ったときに、もちろん手ぶらでいっても良いのですが、大工さんたちは仕事中ですし、挨拶だけだとそこで終わってしまって、会話のきっかけとしては弱い気がします。

大工さんの気持ちで考えたとき、私達顧客は「何を考えているかわからない存在」でもあると思うのです。というか、見に来ても「何か言われるんじゃ無いか」というちょっとした緊張の対象だとさえ思います。

対して私達顧客の側から大工さんを見ると、これまた職人気質な感じで話しかけづらい存在だったりもします^^;;で、せっかく色々なことを聞きたいのに話しかけづらくてとぼとぼと帰路につくことになったりします。。。

そんなとき差し入れってもの凄く便利なんです^^;

だって、相手のことを悪く思っていたら差し入れなんて持って行かないわけですから、すくなくとも悪く思っていないことは伝わります。そうしてちょっとずつ会話をしていく中で、打ち解けるきっかけを与えてくれる小道具?が差し入れだと思います^^

人って、相手が自分に対して好意を持ってくれているとわかれば、安心して会話することができるようになると思います。で、お互いがコミュニケーションを取れるようになれば、ちょっとした疑問を聞きやすくなります。また、大工さんにしても、あれ?ここはこうしたほうがいいんじゃないの?と気が付いたとき、コミュニケーションの取りやすいお客さんであれば、「ここはこうした方が良いんじゃないの~??」と聞きやすいとおもうのです。

それに会話をしていく中で、「私」が何にこだわっていて、何にこだわりがないのかを知って貰うことができます。そうしたことを知っておいてもらうことで、大工さんとしても仕事がしやすくなるのではないかと思います。

逆に、なんだかぎくしゃくしたままの関係だと、「ここはこうした方が良いと思うけど、なんとなく聞きづらいから監督に聞いてみよう!」となってしまうように思うのです。で、監督に聞けば基本的に「図面通りにお願いします」となることも多くなるように思うのです。

でも、コミュニケーションの取りやすいお客さんが毎日現場に顔を出していたら、監督に電話で質問を伝えて、監督に現場を確認してもらって~とやるよりも、目の前にいるお客さんに聞けばいいや!となるように思うのです^^

で、それって別に見返りうんぬんではなくて、大工さんにとっても「やりやすい現場」になってくると思うのです。

だって、大工さんが作ってくれている家は、「一条工務店のためのための家」ではなくて、「私のための家」であるという考えが大工さんにもあると思っていて、そう考えたとき大工さんから見て話がしやすいお客さんであれば、お客さんに質問する方が仕事を早く済ませることができるように思うのです。

また、これは私のブログのメッセージでもしばしばいただく内容ですが、工事中だったのに大工さんが数日間来なかったりして不安になられた方からメッセージをいただくことがあります。

確かに、工事途中で数日間、長いときは1週間近く大工さんが来ない日が続いたりするとちょっと不安になってしまいます。何も言われずに家を空けられると、なんとなく自分の家が後回しにされているようにも感じてしまう気持ちもわかります。

大抵は上棟の応援に行っていたり、施工の都合上来る必要が無い期間だったりという理由だと思うのですが、知らないと不安になってしまう気持ちはわかります。

そんなときも、大工さんたちと会話をしていれば、「明日から3日間は上棟の手伝いに行くからいないよ~」などと言ってくれたりします。こういうことって知ってれば全く気にならない類いの話と思うのです。

遠方に住んでいて差し入れなんてできない!

私自身は建築地と以前の住まいがすぐ近くだったので、仕事に行く途中に寄って飲み物などを置いてきていました。

ただ、遠方に住んでいたり子供が小さかったりしてそんなことできない、という人も多いと思います。そんなときは、無理して毎日持って行く必要は無いと思います。というか、大工さんたちも遠方に住んでいることを知っていれば無理に差し入れを持って毎日来て貰ったら気を遣ってしまうと思います^^

毎日無理して持って行くことが重要なんではなくて、相手に対する気持ちがわかれば良いように思うのです。

どんな風にして持って行ったの?

これまた良く聞かれる話ですが、本当に状況に応じてだと思います。参考までに私がしていた差し入れを書いておきます。といっても、本当にたいしたものではありません。

私はネットで買った、こんな感じのクーラーボックスに、業者さんたちも含めて何人くらいの方が来られるのかわからないので、ホームセンターで箱買いした飲み物+アイスノンを詰め込めるだけ詰め込んで持って行っていました。

飲み物の好みはわからないので、妻と一緒にあれこれ選んで良さそうな飲み物を買ってました。減りが早いと「おっ!この飲み物は人気があった!」と思い嬉しかったです^^

で、大工さんたちに帰る際に入り口に引っかけておいてもらえるようお願いして私が帰宅する際回収してアイスノンを冷凍してまた翌日持って行くという感じでした^^

朝が早いときなどは現場の入り口に置いてきました。また、大工さんが取り込んでいるときは挨拶だけして玄関においてそのまま仕事に行っていました。

また、仕事が立て込んでしまったりして持って行けない日も結構ありました^^;

心付けは?

心付けは、我が家を担当される大工さんにはご祝儀袋で上棟初日の終わりに渡させていただきました。

上棟時はたくさんの方が手伝いに来てくれるので、他の皆さんにはビール6本セットとおつまみ類、あとは、お子さんがいる方もいるだろうという妻の提言により、子供向けのお菓子も入れた自作の詰め合わせを配らせていただきました^^;

ネットなどで見るとポチ袋にお金を入れて渡すというようなことも書いてあったのですが、来た人全員に持って帰って欲しいと思っていて、一条工務店の人はお金だと受け取れない可能性もあると思ったので、ビールセットにしました^^

翌日話していたら、大工さんたちは朝が早いからと言うことで近くのホテルに泊まったそうなんですが、そのときにみんなで全部飲んじゃったと話してました^^

また、上棟の日は気持ちと言うことで、私がいつも行く中華料理屋さんにお願いして仕出し弁当を取らせていただきました。これは事前に私の要望として営業さんを通じて大工さんたちに事前に伝えて貰うようお願いしました。そうしないと、大工さんたちがお弁当を持ってきてしまうと思ったので。。。ただ、テーブルなどのない現場なので、食べるのは大変だったかも知れません^^;

地鎮祭や上棟式のような儀式的なものはあまり興味がないので、「式」的なものは行いませんでした^^

まとめ

私のケースは以上のような感じでした。

差し入れなどはしなくてはいけないものでもないし、しなかったら何か問題があったり、したからと言って何か良いことがあるわけでもありません。

ですから、持って行けなかったり、持って行くのが大変だったりしたら営業さんが言うように無理をしなくても良いと思います。また、「差し入れをする」と決めるのではなく、現場に顔を出す際だけでも、ちょっとコンビニで飲み物を買っていったりというだけでも良いと思います。

本当にケースバイケースですし、持って行かなくてはいけないものではないと思います。でも、持って行ったら喜んでくれると思います^^結局の所気遣いなんだと思うのです。

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