人感センサーの成功と失敗!!家を建てる際のセンサー照明の位置そこで大丈夫ですか(?_?)

こんばんは。さすけです\(^o^)/

人が通ると自動的に付く人感センサーは、非常に便利な照明の一つです。

最近ではセンサー付きLED照明などが多数準備されています。一般には防犯のために外に設置するイメージが強いこの人感センサー付き照明は家の中でも大活躍です。

一条工務店で家を建てられた方であれば、トイレはセンサー付き照明が標準と思います(いまも同じですよね??)。

我が家では、玄関やトイレはもちろん、廊下、洗面所、ウォークインクローゼット、さらにはウォークインクローゼットに通じる寝室内の廊下も含めて、いわゆる居室以外は全てセンサー付き照明を採用しました!

私はかなりセンサー照明の設置場所や配置にもこだわりを持っていました。

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住み始めて3年、センサー付きにしておいて良かった所、逆に、ここはセンサー付きにしなければ良かった場所などがあります。

例えば、玄関、廊下やトイレは大正解でしたが、ウォークインクローゼットは失敗でした(T_T)でも、洗面所は取り付けて正解でした!

そのような差が何故生まれたのか、さらには、同じトイレであっても「別の場所にセンサーをつけて置けば良かった!」と思う場所があります。。。

今回は、そんな人感センサーの配置について実際の生活を通じて得た知見を書いてみたいと思います\(^o^)/

我が家のセンサー付きLEDの配置:人の行動を予測するセンサー照明配置

私が自分の家の設計打合せをするに当たって、リビングのような常時滞在する空間以外には可能な限りセンサー照明を採用するという方針としました。

例えば玄関や廊下、階段、さらにはトイレなどは当然常時滞在する空間ではないため全てセンサー照明にしました。

また、少し悩んだのが洗面所で、ここは常時滞在する分けではないけれど、そうは言ってもそれほど短時間しかいない場所というわけでもなくやや悩みました。悩みましたが洗面所もセンサー照明にしました。

一方で、どうせならば風呂もセンサー照明にしたい!と思ったのですが、センサー照明は人の動きを感知して点灯する照明であるため、風呂でゆっくりと休んでいたら照明が消えてしまうことになってしまいますから、センサー照明にはしませんでした。

そして、個人的に目指したのが

人の行動を予想して自動的にセンサーが反応し、必要な照明を点灯させてくれること

です。「人の行動を予想する」などというと最近流行の人工知能やディープラーニングのような難しいことを想像してしまいそうですが、そんなものは一切使いません^^;;というか使えません!

個人的には、これはかなりうまく行った部分もあれば、実際に生活してみるとうまく行かなかった部分もあります。

具体的には

私は家に帰って暗い玄関を見たことがありません!

玄関を開けた時には玄関と廊下の照明がしっかりと点いています。一方で、人がいないときには玄関や廊下の照明はしっかりと消えています。必要な時だけ電気が点灯し、不要な時は消灯してくれると言うことを自動的にやってくれていて、その結果として「暗い玄関」というのを見たことがないのです。

これは「家に帰ってくる」という行動を人感センサーが適切に感知して、その後予想される行動(玄関の照明を点灯させる)ということをやってくれているからと思います。

と、抽象的な話をしていてもわかりにくいので具体的に事例を紹介していきます。

センサー照明の配置を考える上で重要なこと

センサー照明の配置を考えることは、新しい家でどのような生活(行動)をするかを考えることと等価と思います。

いわゆる生活動線という考え方がありますが、この生活動線の中で、自分や家族が家の中をどのように動くかを想像することで、うまいセンサー照明の配置が可能になってきます。

具体的な例を示してみます。

例えば、我が家で玄関周りのセンサー照明の配置を検討する上で考えたのは下記のようなものでした。

人感センサー配置と行動

我が家は南側の玄関から家に入って、すぐ右手にLDKがあり、リビングへの入り口、少し左手奥にトイレ、さらにその奥には今度はキッチンに出入りできる引き戸、そして2階に続く階段、勝手口という順に並んでいます。

この途中には玄関収納や階段下収納などもありますが、日々使う場所でもないのでここでは除外して考えます。

それでも玄関とその周辺だけでも6通りもの動きがある事になります。

そして、この6通りの行動をしっかりとカバーしつつ、必要な時には点灯し、不要な時には消灯してくれるようにセンサー照明を配置するためには、我が家では4個のセンサー照明を使用しました。

結果から言うと、これはうまく行きました!

 

玄関~廊下のセンサー照明配置

センサー配置と点灯範囲

我が家の玄関から廊下にかけての実際の人感センサーの配置は下記の通り4つを設置しています。

この4つのセンサー照明によって、先に挙げた6つの行動パターンを全て先取りすることができます。

センサー照明の配置

ここで①は独立した照明のみを制御しており、②~④の3つのセンサーは全て連動しています。

②③④のセンサーはいずれが人を感知した場合も全て同一の照明を点灯させます。

具体的には玄関の屋内側から階段下までの廊下の照明、さらにはシューズウォール下のLED照明までも含めて全て一括で点灯と消灯をさせます。

最初は②のセンサーが反応したらこの部分の照明を点灯のように制御することも考えたのですが、玄関の奥が暗いのもなんだか嫌だったのと、そもそも親機子機タイプの人感センサーが付けなくなることから帰って割高になることから、一括点灯、一括消灯にしました。

 

センサー付き玄関ポーチライト(お勧め度:★★★)

まず①は玄関の外にあるポーチライトです。

我が家で採用したのは下記のパナソニックのダウンライト照明です。既に廃盤になっていますが、後継が出ていると思います。

センサー照明

 

①のセンサー照明は、かなりの大ヒットでした!

というか、これから家を建てる方は玄関の外側だけはセンサー照明を採用することを強くお勧めします!

お勧めの理由は、玄関の外の照明は付けっぱなしにする理由はないけれど、誰かが帰ってくる可能性がある間は付けっぱなしにするのが一般的です。しかし、センサー照明にしておくことで必要な時のみ点灯してくれます。

また、夫婦共働きなどの場合、冬期など日没時間が早い時期には子どもが真っ暗な玄関の照明を開けることになりますが、センサー照明にしておくことで玄関の外の照明が自動的に点灯しますから一番最初に帰ってくることになる子どもも暗い玄関を開ける必要がなくなります。

玄関上部人感センサー(②と③お勧め度:★★)

続いて、②は下の写真のように人感センサーを採用しました。

人感センサー

上記でなぜ2つ照明があるのか気になった方もいらっしゃる加茂知れませんが、これは単に暗いのは嫌だという理由と、玄関から家に入るときも、また、家から外に出るときもいずれも「人の前方」を明るくしたいと考えたためです。

1つの照明だと、玄関から家に入るときまたは、家から外に出るときのいずれかの場面で背後に照明が来ることになり、結果的に足下が見づらくなると考え上がり框を境界としてその前後に照明を2つ配置しています。

このとき、②と③が非常に近くにあることを不思議に感じられるかと思います。

これは、②と③の人感センサーは感知すべき行動の違い、にあります。

②のセンサーは「人が玄関から入ってきたことを感知する」ことに特化したセンサーです。

一方で、③のセンサーは右側の「リビングから人が出てきたこと」を感知することに特化したセンサーとなっています。

②と③のいずれかで両方をカバーできないの?と考えたくなるのですが、これはセンサーの届く範囲の都合上難しかったため2つに分けました。

人感センサーの配置

センサーの仕様から、例えば②の人感センサーが感知できる範囲は上記の赤い円の範囲内のみとなります。

これだと、玄関から人が入ってきたことは感知できる一方で、リビングから人が出てきてもすぐにはその動きを感知できません。そんため、数歩ではあるけれども暗い廊下を歩かなければ廊下の照明が点かなくなってしまいます。

 

じゃあ、③のセンサーだけでぇあどうかというと、数のようになります。

玄関と人感センサーの配置

 

これだと今度は玄関から人が入ってきても人が中に数歩踏み込むまでセンサーが反応しないことになっていまいます。すなわち暗い玄関に踏み込まなければ玄関の中と廊下の照明は点灯しないことになってしまいます。

また、③のセンサーがあることで、トイレから人が出てきたことも感知できる点も重要です。

仮に一つのセンサーで全体をカバーしようと思った場合、

玄関と人感センサーの配置

 

このような配置が限界です。これであれば、リビングから人が出てきたことは感知できます。また、玄関から入って1歩踏み込むか踏み込まないかで点灯してくれます。そのような意味では1つでカバーしようと思うとこのあたりが限界になります。

上記のような配置で問題があるか?と言われると、多分ないとは思うけれど、一応センサーの仕様上は玄関に1歩踏み込まないとセンサー照明が反応しない可能性があるという状況でです。

金額は忘れてしまいました人感センサーは1個1万円もしなかったように思います。配線なども含めて1個増やしても2万円はかからなかったことから、2つの人感センサーを配置しました。

ただ、1個でもカバーできた可能性もあることや、我が家特有の問題としてトイレの出入りをカバーしなければならないという独自の理由があることから★★としました^^

 

階段降りてすぐの人感センサー(お勧め度:★★★)

最後に4番目の人感センサーについて説明します。

階段と人感センサーの配置

 

④の人感センサーは

  • 2階から人が降りてきたとき
  • リビングから人が出てきてキッチンから人が出てきたとき
  • 勝手口から人が入ったとき

の3パターンの行動をカバーするセンサーになっています。

これも非常にうまく動作しました。

特に「階段を降りてくると廊下の照明が点灯する」というのは想像以上に良かったです。

④のセンサーは人が階段を降りてくる途中で点灯しますから、暗い廊下を歩くことはありません。

これは想像以上に快適な環境でした。

 

センサー照明配置の失敗事例

トイレのセンサー照明配置の失敗

家を建てる方の多くがトイレにセンサー照明を採用されるかと思います。

これは非常にお勧めです。私はトイレの電気を「消す」ということが非常に苦手であるため、トイレがセンサー照明でなければ多分8割ぐらいの確率でトイレの電気を消し忘れてし舞います(T_T)

センサー照明であれば消し忘れることはないため、非常にお勧めです。というよりも一条工務店って確かトイレのセンサー照明は標準だったかも知れません。

そのような意味で我が家の1階のトイレのセンサー照明は大正解でした。

 

しかし、2階のトイレのセンサー照明は失敗でした。。。

センサーにしたこと自体は満足しているのですが、「センサーの配置」を失敗しました。。。

 

我が家のトイレでは

壁付け人感センサー

トイレでは、このような壁に取り付けるタイプのセンサーを使っています。

このタイプのセンサー照明は、照明と同時に換気扇をタイマーで成業できるため、トイレの照明を消灯した後10分ぐらいの時間換気扇を動作させると言った機能を有しています。

一条工務店のトイレ換気扇は高気密住宅用の換気扇を使っているため作動時に「カチャッ」というかなり大きな音がするので、気になる方には気になると思いますが、慣れてしまえば全く気になりません。

しかし、我が家に3年住んでみて、未だになれないのが、私のセンサー配置ミスに起因するセンサーの誤動作です。。。

 

具体的に我が家のトイレのセンサー配置を見てみます。

 

壁付け人感センサーの失敗事例

 

2階のトイレは、廊下に面して北側に配置されており、扉は引き戸になっています。センサーは引き戸を開けてすぐの左手部分に取り付けてあります。

写真で見てみると下記のような配置です。

壁付け人感センサーの失敗事例

 

右側がトイレの引き戸、奥側に廊下とロスガードの扉が見えています。

一見して問題のない配置のように見えます。そして、トイレの照明スイッチの取付位置としては上記の配置は非常に一般的な配置です。

というか、これ以外の配置はあり得ないと思います。

トイレに入ってすぐに左手でスイッチを付けてトイレに入る、という動作も容易に想像できます。。。。

でも、センサー照明に関しては上記の配置は失敗なんです!!!

何が失敗かというとトイレの扉が引き戸である場合、上記の位置にセンサーを取り付けると後々公開する事になります!

 

新しい一条工務店の家では引き戸がスムーズクロージングタイプに変更になったと聞いています。自動的にぴったりと締まるのであれば我が家の問題は生じません。上記の配置で問題ありません。

しかし、我が家のトイレの扉はスムーズクロージングではありません。よって、扉が数センチ開いてしまうことが多くあるのです。

上記の写真は10cm程度開いた状態ですが、10cmとまで行かないまでも引き戸だとどうしても数センチ程度の隙間が空いた状態になってしまうことが多くあると思います。

 

するとですね。。。トイレの前を歩いただけでトイレの照明が点灯し、「ガチャ!」という音共に換気扇が動き出してしまうのです。

そして、我が家のトイレの配置は階段を上がってするのと頃ですから頻繁に人が通りその度に「ガチャ!」と言って換気扇が回り出し、トイレに入っていく人などいないのにトイレの照明が点灯してしまうのです。。。

これは当初全く予想していなかった動作でした。

私が目指していたのは「人の行動を予想して照明が点く」ということだったのに、全く推測が適切ではないセンサーの動作の仕方をしてしまうのです。。。

 

トイレのセンサー照明配置はどうすれば失敗しなかったのか?

トイレのセンサー照明の配置において、上記のような問題が生じないようにするためにはどうすれば良かったのかを検討してみます。

そのためには、「人がトイレに入るときのみセンサーが反応し、人が廊下を歩いているだけの時にはセンサーが反応しないようにする」ことが重要です。

スムーズクロージングタイプのドアにして、扉が常にぴったり閉まった状態にしておくというのも案ではありますが、我が家を建てた当時はその選択肢はありませんでした。

 

上記のような問題を解決するためには、「常識にとらわれないスイッチの配置」が必要であったと反省しています。

トイレのスイッチはトイレに入ってすぐの位置にあって当然」という考えが頭のどこかにありました。

確かに人がオンオフを制御しなければならないタイプのスイッチの場合は、トイレに入ってすぐの位置にスイッチがある方が便利です。

しかし、センサー照明は人間が手で押すことはないのです。

少なくとも、この家に住み始めて2年半が経ちますがスイッチを触ったことはほとんど皆無です。年に1回程度タイマーの時間を調整するために触るか、触らないか、という程度です。

であれば、トイレに入ってすぐの場所にある必要など全く無かったのです。

 

具体的にどうして置くべきだったかを考えると、下記のような位置にセンサースイッチを取り付けておくべきだったと思っています。

 

人感センサーの取付事例

 

トイレに入ってトイレの奥側です。スイッチとしては押しにくいこときわまりない配置ですから、毎回オンオフをするスイッチである場合にはあり得ない配置です。

しかし、上記の位置にセンサ-を配置していればセンサーの感知範囲はトイレ内の壁に阻まれて、トイレの扉を飛び出ることはありません。結果として廊下を行き来してもトイレのセンサーが感知してしまうことはなかったはずなのです。

年に1回程度しか調整津市内のであれば、上記の位置にあっても不都合は全くありません。

そう考えると、「スイッチは入り口入ってすぐの場所にあるもの」という固定観念に取り付けれてしまった結果センサーの配置を失敗してしまったと思っています。。。

 

実際に成功した場所もあったのです。。。

トイレのセンサー配置に失敗したことが悔やまれるのは、最初で上げた廊下の照明では、「常識ではあり得ないスイッチ配置」に成功していたことがああります。

我が家の廊下の照明のスイッチは全て玄関収納の中にあるのです。

 

センサースイッチの配置

 

廊下の照明のオンオフは全て人感センサーで制御するつもりでいましたし、自分なりに家族の行動パターンもかなり検討したため、手動でオンオフをしなければならないことはない、と考えて、廊下の照明のスイッチは全て玄関土間収納の内部に入れてしまったのです。

こうすればごちゃごちゃしたスイッチ類が廊下から見えずに済みますし、そもそも間違えて触ってしまい、消灯してしまうこともなくすことができると考えました。

 

実際、これは正解だったと思っています。後ほどのデメリットで書かせていただきますが子どもが生まれてから少し触ったことはありましたが、それ以外に付いては玄関や廊下のスイッチを触ったことは全くと言って良いほどありませんでした。そう考えると、人感センサーで制御しているスイッチについては触りやすい場所にある必要など全く無いのです。

設計士の方からは「念のためにも触れる位置にスイッチがあった方が良いのでは?」とかなり言われたのですが、これは自分が正解だったと今なら言えます\(^o^)/

玄関~廊下に掛けては動作も複雑で、センサーの数も多かったことからかなり検討をしたのに対して、トイレのセンサーは1箇所のみで非常に一般的なセンサー配置であったこともあり、ほとんど検討することがありませんでした。設計打合せ時にトイレのセンサー照明の配置も少し検討できていれば、廊下を歩くたびに照明が点いてしまうことはなかったのにな~と思うとやや悔やまれる部分です。。。

 

洗面所のセンサー照明

我が家では、洗面所にもセンサー照明を使っています。

しかも、通常は1つのところを2つのセンサーを配置しています。

実際の配置は数の通りです。

洗面所と人感センサー

 

廊下と同様⑤と⑥では感知すべき行動が異なるため2つのセンサーを配置しました。

⑤のセンサーは、キッチン側から人が入ってきたことを感知することと、シンクで化粧などをしている際などに人がいることを感知することの2つの行動をカバーするセンサーです。

しかし

⑤のセンサーだけだと、「お風呂から人が出てきたこと」は感知することができません。そのため、お風呂から人が出てきたことを感知できるよう⑥の位置に人感センサーを配置しました。

上記の配置でこれまで困ったことはありません。

特にお風呂から出てすぐに洗面所の照明が点灯してくれるのは良かったなと思っています^^

 

失敗したセンサー照明

トイレの事例以外に、ここはセンサー照明にしない方が良かったな~という場所が3つあります。

1つは、屋外です。。。。防犯用のセンサー照明についてはこれは良かったと思っているのですが、庭の照明もセンサー照明にしてしまいました。。。

 

外構と人感センサー

 

庭に取り付ける照明をセンサーにしてしまうと、庭でゆっくりとバーベキューをするときなどに頻繁に動いていないとすぐに照明が消えてしまうのでお勧めしません。。。って当たり前ですね^^;これは純粋に失敗です。

 

もう一つが「ウォークインクローゼット」はセンサー照明にすべきではありませんでした。

我が家ではウォークインクローゼットについてもセンサー照明を採用しました。しかし、ウォークインクロゼットの内部は収納類が天井近くまで配置してあることからセンサーが届きにくくなっています。

また、クローゼット内ではそれほど大きな動きをするわけでは無いため長い時間何かを探しているとセンサーが消灯してしまい、「手を振るような動作」をしなければ照明が消えてしまうことがしばしば起こります。

そのため、ウォークインクロゼットの内部については手動照明にしておいた方が良かったと思っています。

 

そして、これは我が家の特殊な間取りではありますが、ウォークインクローゼットに通じる廊下が寝室内にあるのですが、この寝室内の廊下部分をセンサーにしてしまったのですが、夜トイレに行くときなどに不用意に付いてしまうことがあり、これもセンサーにすべきでは無かったと思っています。

ウォークインクロゼットと人感センサー

 

個人的には、外構、ウォークイン、居室内にはセンサー照明は不向きと思います^^;;;

センサー照明のデメリット

最後にすこしだけセンサー照明のデメリットについても書いてみます。

暗い状態が良いと思うときも明るくなってしまう・・・

例えば夜中にちょっとリビングに用事があって寝室から1階に降りてきたとき、暗いところに目が慣れた状態だと照明がまぶしく感じるときがありますが、センサー照明にしていると強制的に照明が点灯するので、電気を消した状態で廊下を歩くと言うことができません。

 

我が家はもうすぐ2歳になるこどもがいるのですが、リビングで少し暗くしていたら寝てしまった息子を2階の寝室に連れて行くとき、人感センサーで思い切り廊下が明るくなってせっかく寝ていた息子がおきてしまうことがあります。最近は一度寝てしまえばその程度の光で起きることはなくなってきましたが、ゼロ歳児のころは廊下のセンサー照明を全て手動でオフにして廊下を暗い状態にしていました。わずか半年程度のこととは言え、センサー照明のデメリットではありました。

 

子どもの教育には問題あり!

これは、小さなお子さんがいらっしゃる家庭であれば多くの方が気にされる部分でもあると思いますが、センサー照明は教育上は大変問題のある器具です^^;;

廊下はまだ良いと思います。

問題はトイレです。

トイレをセンサー照明にした場合、こどもは「トイレの照明を消す」ということを全く学ばずに生活することになります。

結果として友達の家に遊びに行ったときなどにトイレの照明を消すことをほぼ確実に忘れることになるでしょう、というか、そもそもそ「トイレの電気を消す」ということが頭の中に全く無い状態で成長することになると思います^^;;;

「電気を付けたら消す」という通常は「常識」とされる部分を学習することなく成長することには一抹の不安もあります。。。。

こればかりは言って聞かせるしかないかな~と思っています。

というか、問題はあると思うけれど、今年40歳になる自分自身がセンサー照明でなければトイレの電気を消し忘れてしまう現実を直視したとき、電気を消し忘れてしまうのは遺伝としか言いようがないため、センサー云々とは無関係な気もします^^;;

 

以上、我が家のセンサー照明の設計時の思惑と、結果のご報告でした\(^o^)/